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ソニーマーケティング、ジャンルやキーワードの設定でTV番組を自動録画するHDDビデオレコーダーを発売

2002年09月30日 21時36分更新

文● 編集部

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ソニーマーケティング(株)は30日、80GBのハードディスクを搭載し、最大録画時間が約55時間の、家庭用ビデオレコーダーである“チャンネルサーバー”『CSV-S57』を11月1日に発売すると発表した。価格はオープン。編集部による予想販売価格は8万円前後。

『CSV-S57』
『CSV-S57』

『CSV-S57』は、ユーザーが選択・設定したジャンル/キーワード/時間帯に該当するテレビ番組を、電子番組表(EPG)の文字情報から検索し、自動録画する“おまかせ・まる録”機能を搭載する。スポーツやドラマなど5種類のジャンル、ジャンルをさらに細分化した野球やサッカーなど36種類のサブジャンル、24個のキーワード、4種類の時間帯を用意し、それらを組み合わせたものを5組設定できる。放送中の番組を一時停止する“TVポーズ”機能、放送中の番組を約15秒前にさかのぼる“フラッシュ”機能、録画中の番組を最初から見られる“追いかけ再生”機能を搭載するほか、EPGには米ジェムスター社が開発した“Gガイド”(サービス提供は(株)インタラクティブ・プログラム・ガイド)を採用し、番組表や番組情報をテレビ画面に表示させて録画予約が行なえる。

映像の動きに合わせて、録画時のビットレートを変更する“VBR(Variable Bit Rate)”技術を採用し、動きの速い映像には高いビットレートを割り当て、滑らかな映像の再現が可能になるという。

同製品のネットワーク機能に対応した専用ホームページ“カモン!マイキャスター”にサービス登録することで、携帯電話(iモード/J-SKY/EZweb対応機種)やパソコンからインターネット経由で録画予約などが行なえる“@(アット)録画予約”機能や、自動録画に使用するキーワードを月に1回、旬の話題や季節を反映したものに更新する“キーワード更新”サービス、ソフトウェアのアップグレードサービスなどが利用できる。料金はキーワード更新が無料で、@録画予約/キーワード更新が月額300円。

録画方式はMPEG-2、録音方式はMPEG-1(Layer 2)。受信チャンネルはVHS:1~12ch、UHF:13~62ch、CATV:C13~C35。V.90対応の56kbpsモデムを内蔵する。入力端子としてコンポジット映像2系統/S映像1系統/アナログ音声2系統、出力端子としてコンポジット映像2系統/S映像2系統/アナログ音声2系統を装備する。電源はAC100Vで、消費電力は約27W。本体サイズは幅430×奥行き326×高さ77mm、重量は約4.5kg。

なお、80GBのハードディスクを増設するサービスを11月1日に開始する。費用は3万9800円。

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