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3Dのスヌーピーが登場するブロードバンドコンテンツ“SNOOPY! BB”がスタート

2002年09月25日 19時53分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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NECインターチャネル(株)、ユナイテッド・メディア(株)、ヤフー(株)の3社は25日、ヤフーのADSLインターネット接続サービス“Yahoo! BB”会員向けの有料コンテンツサービス“SNOOPY! BB”を10月上旬に開始すると発表した。

発表会出席者
左から、ユナイテッド・メディア岩渕秀俊代表取締役会長、NECインターチャネル黒川湛代表取締役社長、ヤフー井上雅博代表取締役社長。「3Dスヌーピーを作者のシュルツ氏のご家族にお見せしたところ『エキサイティングだ』とのお褒めの言葉を頂いた」(黒川社長)

“SNOOPY! BB”は、世界中で親しまれているコミック『ピーナッツ』に登場するキャラクター“スヌーピー”をモチーフとしたコンテンツサービス。コンテンツの企画/開発/提供はNECインターチャネルが担当する。ユナイテッド・メディアは、ピーナッツの日本国内における版権元で、ライセンシーとのタイアッププロモーションを行なう。

“SNOOPY! BB”は、スヌーピーを3DCG化したエージェント機能を搭載しているのが特徴で、スヌーピーのデジタル3D化は世界初という。コンテンツ内容は、デスクトップアプリケーションとウェブコンテンツの2種類に大きく分けられる。“お散歩スヌーピー”は、3Dのスヌーピーがデスクトップ画面上を自由に動き回るデスクトップアプリ。スヌーピーのアクションは毎月追加され、表情豊かなスヌーピーを楽しめるという。

3Dスヌーピー
画面中央にあるのが“SNOOPY! BB”のメインメニュー。メニューの左側にいるのがエージェントの3Dスヌーピーで、画面上を動き回る。静止画では分かりにくいけど、よくできてるんだわこれが。画面右上に表示されているのは時計付き日めくりカレンダー PEANUTS (C) United Feature Syndicate, Inc.

“日めくりカレンダー”は、デスクトップ画面にピーナッツキャラクターの日めくりカレンダーを表示するデスクトップアプリ。カレンダーと共に時計表示も行なうが、この時刻データはインターネットを通じて取得するため、パソコン本体の時計に誤差があっても、正しい時刻を表示できるという。“ピーナッツコミック”は、産経新聞に掲載されているカラーのピーナッツコミック(4コマ漫画)を毎日配信するサービス。過去1ヵ月のバックナンバーも用意される。

“グリーティングカード”は、ピーナッツキャラクターのグリーティングカードを知人に送信できるサービス。会員が非会員宛に送信する場合は画面にスヌーピーのイラストが表示されるだけだが、会員同士でカードをやり取りする場合は3Dスヌーピーがカードを運んでくれる。また、3Dスヌーピーが定期的にユーザー宛のカードを受信しているかどうかチェックし、もし届いていれば専用ウインドーを表示して教えてくれるという。

カード
グリーティングカード。誕生日やクリスマスなど、行事ごとにさまざまな絵柄のカードが用意されている PEANUTS (C) United Feature Syndicate, Inc.

“週替り壁紙”は、ピーナッツキャラクターの壁紙を毎週自動配信するサービス。ユーザー側から壁紙に対する意見や要望を送信することも可能で、これら意見はマーケティングデータとして活用するという。“壁紙アルバム”は、SNOOPY! BBのさまざまなコンテンツで取得した壁紙などの画像を登録/保管できるサービス。“チャーリー・ブラウンの運試し”は、その日の運勢を占えるミニゲームとなっている。

SNOOPY! BBはYahoo! BB会員限定のコンテンツサービスで、利用料金は月額300円。対応OSはWindows 98/Me/2000/XP。

NECインターチャネルは、Yahoo! BBを選んだ理由について、「3Dエージェントを利用するコンテンツなので広帯域な接続環境が必要。Yahoo! BBは品質が保証されており、また会員も特定されているので安心。常時接続でリッチコンテンツを扱えるYahoo! BBは必要条件を満たしている」としている。

また、提供するコンテンツは今後も追加していくとしており、3Dエージェントがユーザーの嗜好を分析し、ユーザーが好みそうなニュースだけを選んで提供するサービスや、検索ボットを利用して、ユーザーがパソコン上で“楽しい”“つらい”等のキーとなる言葉を入力すると、エージェントがその言葉に対応したアクションをとるサービス、ユーザーの個人情報を分析し、ユーザーの嗜好に合ったECサイトなどを紹介するサービスなどを予定しているという。

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