このページの本文へ

SyncMaster 172T

デュアルヒンジ機構採用で壁掛け可能な17型液晶モニター

2002年09月20日 00時00分更新

文● 月刊アスキー編集部・小林

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

創立25周年を記念してスタートした雑誌&WEBサイト連動企画「POWER PUSH」では、月刊アスキー編集部とASCII24編集部が選んだ“今一番ホットな製品”を紹介する。PC市場を最前線でウォッチする2編集部のイチオシアイテムを見逃すな!

設置の自由度の高さも魅力の「SyncMaster 172T」。

デスクトップでも壁掛けでも
設置の自由度はピカイチ

 デュアルヒンジ機構を採用した「SyncMaster 172T」は,同様の機構で人気の高い「SyncMaster 152T」の17型版の液晶モニターだ。

 可動部分が台座側とパネル側の2カ所にあり,パネル角度と高さを各可動部分で設定が可能なデュアルヒンジ機構を採用する。この機構により,パネルを台座と平行になるまで倒すことができるので,この状態で付属のマウンタにより壁掛けが可能となっている。また,パネルの下部面を台座の位置まで下げることができるなど,設置の自由度が非常に高い。デザインと実用面を両立させているのがデュアルヒンジ機構といえる。唯一,左右の首振り(スイーベル)の機構は持たないが,本体の設置向きで変えられるので問題にはならないだろう。

 パネルはサムスンの高性能パネルである17型のPVA液晶を採用。輝度は250cd/m2,コントラスト比は500:1と,メリハリのある明るい画像を実現している。視野角は上下左右とも170度であり,必要にして十分だ。応答速度も25msで,DVDやTVの鑑賞,ゲーム用途などにも適している。表示解像度は1280×1024ドット(SXGA)に対応する。インターフェイスはDVI-Dのデジタル入力と,D-Sub15ピンのアナログ入力の2系統の端子を装備。ACアダプタの電源端子と合わせて,コネクタは台座の後面に配置されている。

 パネルの厚さが最薄部で2.6cmと圧迫感がないのも魅力で,グレーとブラックのカラーリングでスタイリッシュなデザインをいっそう引き立てる。世界の液晶モニター製品と,液晶パネル市場でともに20%のトップシェアを誇るサムスンの渾身の一台だ。

デュアルヒンジ機構により液晶を台座と平行になるまで倒せる。これにより壁掛けを実現。本体側面。
SPEC
液晶パネルタイプ a-si TFT/PVA
画素ピッチ 0.264mm
輝度 250cd/m2
コントラスト比 500:1
視野角(水平,垂直) 170度,170度
応答速度 25ms
走査周波数 水平30~81kHz,垂直56~75Hz
入力端子 DVI-Dデジタル/D-Sub 15ピンアナログ
最大解像度 1280×1024ドット
最大表示色 1677万色
サイズ(W×H×D) 385×347.3~396.3×216mm
重量 4.7kg

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中