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トレンドマイクロ、企業向けウイルス対策ソリューション&アクセス管理ソフトを発売

2002年09月19日 16時40分更新

文● 編集部 栗山博行

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トレンドマイクロ(株)は19日、キャッシュサーバーと連動するウイルス対策ソフト『InterScan WebProtect 1.0 for ICAP』と、ウェブフィルタリングソフト『InterScan WebManager 2.1』を、それぞれ10月7日と10月11日に発売すると発表した。

『InterScan WebProtect 1.0 for ICAP』

InterScan WebProtect 1.0 for ICAPは、キャッシュサーバーと外部アプリケーションをつなぐプロトコルICAP(Internet Content Adaptation Protocol) 1.0を使い、サーバーと連動してウイルス対策を行なうソフトウェア。HTTP、HTTP over FTPを利用して転送されるファイルのウイルス検索を行なう。キャッシュサーバーのサービスとしてウイルス対策サーバーを登録するだけで、現在のネットワークにそのままウイルス対策サーバーを追加することが可能なため、ネットワーク構成の変更は必要なく、複数サーバーによる冗長化にも対応する。また、キャッシュサーバーが受け取ったデータを拡張子の種類からウイルスに感染するものとしないものに分類し、ウイルスに感染する恐れのあるファイルのみを検索することでトラフィックへの影響を抑えた点などが特徴だという。

対応OSはSolaris 8。対応キャッシュサーバーは、米ネットワーク・アプライアンス社のNetCache C1100/C1105/C21000/C6100 (NetCache OS 5.3D1以上)、 米Blue Coat Systems社(旧米キャッシュフロー社)のPort80 Security Appliance SG800/SG6000およびCacheFlow 600/3000/5000/6000 (Security Gateway OS v2.1.05以上)。価格は2000~2499ライセンスの場合、1ライセンスあたり1000円など。

『InterScan WebManager 2.1』

InterScan WebManager 2.1は、ブラックリスト方式を採用したウェブアクセス管理&コントロールソフト。ブラックリストにはネットスター(株)提供のデータ(約1065万ページ)を利用し、管理者によるブラックリスト/ホワイトリストの登録も可能となっている。

主な新機能は、動画ファイルや音楽ファイルなどのダウンロードを防ぐ拡張子による制限機能、パッチの当たっていないブラウザーのウェブアクセスを認めないバージョン制限機能、認証されたユーザーに規制サイトへのアクセスを許可しログを管理する機能など。

また、同梱されるログ解析ソフト『InterScan WebManager for Squide 1.0』を利用することで、カテゴリー別、URL別のアクセス状況を解析できるほか、端末ごとのアクセス状況の確認などが行なえる。

対応OSは、Windows 2000 Server (SP3以上)、Solaris 2.6/7/8、Red Hat Linux 6.2J/7.1/7.2/7.3、TurboLinux 7 Server。価格は500クライアント版が124万8000円など。

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