このページの本文へ

HPとコンパック、新生HPのSANソリューションを発表

2002年09月18日 20時54分更新

文● 編集部 高橋洋子

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

日本ヒューレット・パッカード(株)とコンパックコンピュータ(株)は18日、新生HPのSANソリューションとして、『StorageWorks』のテープライブラリー製品群の拡充をはじめ、サポートサービスや統合管理ソフトなどについて発表した。『StorageWorks』製品群は10月1日より順次出荷を開始する。

『hp StorageWorks ESL9595/9322 テープライブラリ』は、160/320GBのSDLTメディアを利用する“S2”モデルと、230GBのLTO ultriumメディアを利用する“L1”モデルを用意する。 全ての製品に595スロット(S2は95.2TB、L1は59.5TB)を装備するが、400/500/595スロットに対応するモデルをラインアップしている。テープドライブは標準で2台、最大で16台まで搭載可能。『ESL9322』は、222/322スロットのモデルを用意し、最大で8台のテープドライブを搭載できる。価格は、230GBのLTO ultrium、ドライブ2台、595スロットを利用できるモデルで2850万円。

『hp StorageWorks MSL5052S2/SL テープライブラリ』は、160/320GBのSDLTメディアを採用し、『5052S2』が最大52スロットで4ドライブ、『5026SL』は最大26スロットで2ドライブに対応する。ラックマウントおよびテーブルトップ型、ファイバーチャネル(Fibre Channel)対応などにより各3モデルをラインアップ。価格は、160/320GBのSDLT、26スロット、1ドライブという構成で375万円。

そのほか、Oracleデータベースとの整合性を図る『hp StorageWorks data integrity check for Oracle』や、『hp StorageWorks MSA1000』用のLinux対応ホストバスアダプター、『hp バーチャルリプリケータ V3.0B』なども発売する。

“hp SANエンバイルメント・サポート”は、新生HPにおいて、マルチベンダーSAN環境のサポート窓口となる。初期評価およびサポート計画の立案などを行なう“プロアクティブ・サービス”と、電話支援や診断ツールの提供などを行なう“リアクティブ・サービス”を用意。価格は300万円からで、即日で受注を開始する。

また、ストレージ統合管理ソフトの最新版『hp OpenView Storage Area Manager 3.0』では、ファイアーウォール越しのストレージ管理が可能になったほか、複数レベルでのセキュリティー設定や、最大で50台の管理サーバーを単一コンソールで管理できる“Manager of Managers(MoM)”機能などを搭載した。価格は350万円からで、11月下旬に出荷を開始する。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン