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旭光学工業、ピクチャーモード搭載の320万画素デジタルカメラ『ペンタックス オプティオ330GS』を発売

2002年09月18日 18時37分更新

文● 編集部

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旭光学工業(株)は18日、撮影したいシーン別に最適な設定を7種類選択できる“ピクチャーモード”を採用し、180度回転できるモニター用液晶ディスプレーを搭載した有効320万画素のデジタルカメラ『ペンタックス オプティオ330GS』を10月下旬に発売すると発表した。価格は6万円。

『ペンタックス オプティオ330GS』(シルキーブルー)
『ペンタックス オプティオ330GS』(シルキーブルー)

『ペンタックス オプティオ330GS』は、“毎日持ち歩くデジタルカメラ”のコンセプトを持つ“オプティオ”シリーズの新製品。有効320万画素(総画素数334万)の1/2.7インチCCDと、焦点距離が5.8~17.4mm(35mmフィルム換算で39~114mm相当)/F値が2.6~5.0で、非球面レンズ1枚を含む5群6枚構成の光学3倍ズームレンズを搭載する。12bitのA/D変換の採用などによりダイナミックレンジの拡大や階調の細分化を図ったほか、新設計の処理回路の採用により操作時のレスポンスを速くしたという。最短撮影距離は40cm、マクロでは10cm。

本体背面(ゴールド)
本体背面(ゴールド)
液晶ディスプレー
180度回転できるモニター用液晶ディスプレーを搭載

撮影モードに、夜景や動画(最大約30秒)、“3D撮影(立体写真撮影)”、ブラケット撮影(露出/ホワイトバランス/シャープネス/彩度)のほか、新たに“ピクチャーモード”(PICT)を搭載し、木々の緑や青空などの輪郭やコントラストを強調する“風景”、花を色鮮やかに撮影する“花”、背景をぼかし人物を浮き立たせる“ポートレート”、自分自身やツーショット撮影向けの“セルフポートレート”、ソフトレンズのようなフレアーによるやわらかな描写(7段階)が行なえる“ソフト”、晴天の海や湖、砂浜や雪景色を明るく鮮やかに撮影する“サーフ&スノー”、赤い夕焼け(朝焼け)を見た目のままに表現する“夕景”の7種類の設定を利用できる。セルフポートレートやツーショットは、ストロボ撮影に対応しており、新たに搭載した180度回転できるモニター用ディスプレーで被写体側から構図などを確認することができる。

ピクチャーモード選択画面
ピクチャーモード選択画面

記録メディアはコンパクトフラッシュ(Type I)で、最大記録解像度は、静止画が2048×1536ドット(JPEG/Exif 2.2、DCF準拠、DPOF対応)、動画が320×240ドット(AVI/Motion JPEG、毎秒約15フレーム)。デジタルズームは約2.7倍。インターフェースはマスストレージクラス対応のUSBとビデオ出力(NTSC/PAL)。電源はリチウム電池(CR-V3)、単3形電池×2本で、別売のACアダプターも利用できる。リチウム電池では約500枚の撮影が行なえる。本体サイズは幅103.5×奥行き42×高さ63.5mm、重量は180g。本体カラーは“ゴールド”と“シルキーブルー”の2種類を用意する。リチウム電池、3Dイメージビューワー、USBケーブル、ビデオケーブル、ドライバーソフトなどを収録したCD-ROM、ストラップが付属する。

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