このページの本文へ

NRIサイバーパテント、特許情報サービスの概念検索機能を強化

2002年09月13日 20時12分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

エヌ・アール・アイ・サイバーパテント(株)は13日、同社がインターネット上で展開している有料の特許情報サービス“NRIサイバーパテントデスク”において、技術分野別に最適な辞書を使用した概念検索サービスを同日付けで開始すると発表した。

複合検索の画面
複合検索の画面

これまで同社は、検索する内容を文章で入力することで、関連度の高い特許情報から順に抽出することが可能となる“概念検索機能”を提供してきたが、複数の分野で使用される単語を含む文章で概念検索を行なうと、ユーザーが意図しない検索結果が表示されてしまうことがあった(例えば、天文分野で使用される“ビッグバン”は“金融ビッグバン”など他分野でも使用されている)。

分野別概念検索技術(図)
分野別概念検索技術

今回提供するサービスでは、あらかじめ検索する分野が決まっている場合、その分野に検索対象を絞り込むことが可能で、絞り込む範囲もIPC(国際特許分類)の階層に沿って大分類(セクション)、小分類(クラス)と範囲の広狭をユーザーが選択できるようになった。さらに、技術分野別の概念検索辞書により、検索結果の精度も向上したという。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン