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日本HP、大判インクジェットプリンターの新シリーズ“hp designjet 5500”を発表

2002年09月10日 23時02分更新

文● 編集部

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日本ヒューレット・パッカード(株)は10日、大判インクジェットプリンター“hp designjet(デザインジェット) 5000シリーズ”の新シリーズとして、“hp designjet 5500シリーズ”8機種を発表した。価格は119万8000円から。10月1日に同社の販売店で販売を開始する。

“hp designjet 5500シリーズ”
“hp designjet 5500シリーズ”

“hp designjet 5500シリーズ”は、出力サービス、フォトラボ、サインディスプレー、印刷の色校正などのプロフェッショナルグラフィックス用途向けの製品。“hp JetExpressテクノロジー”を搭載したワイドプリントヘッド(ノズル数:512個)により、1回の移動で約21mm幅のプリントが可能なうえ、毎秒768万ドロップのインク噴射により、ヘッドの移動速度が高速化されている。さらに、毎秒4.5MBのデータ転送が可能なネットワークカード『hp jetdirect 615n』を搭載、新開発のドット配置アルゴリズムを標準画質モードに採用することで、高画質と高速プリントを両立しているという。ウェブブラウザーでプリンターの状況確認やコントロールが可能な“WebAccess機能”のファイル管理機能も強化され、TIFF/JPEG/PostScript/PDF1.3などのファイルをアプリケーションやドライバーソフトウェアを介さず、ウェブブラウザーからダイレクト印刷する機能を追加したほか、ハードディスクへのファイルの保存が可能となり、再出力の際のデータ再送の手間と時間を減少できる。従来からの、ドット抜けを印刷前に検知する“自動ノズルチェック機能”、ドット抜けを別ノズルでカバーする“ノズル補完機能”、プリントの色をチェックし補正する“オートカラーキャリブレーション機能”も搭載する。

最大解像度は1200×600dpi。インクカートリッジは6色。プリント速度は、A0サイズのコート紙1枚あたり1分51秒(最高速度モード)、A0サイズの光沢フォト用紙1枚あたり12分15秒(最高品質モード)。本体サイズと重量は、用紙幅1067mmに対応したモデルが幅1975×奥行き675×高さ1280mmで100kg、用紙幅1524mmに対応したモデルが幅2433×奥行き675×高さ1280mmで120kg。

価格は、用紙幅1067mmに対応したスタンダードモデル『hp designjet 5500 (B0)』が119万8000円、UVインク(顔料インク)専用の『同 uv(B0)』が129万8000円、米アドビシステムズ社純正PostScript3に対応した『同ps (B0)』が169万8000円、PostScript 3に対応し、UVインク専用の『同ps uv(B0)』が179万8000円。用紙幅1524mmに対応したスタンダードモデル『hp designjet 5500 (1524mm)』が199万8000円、UVインク専用の『同 uv(1524mm)』が209万8000円、PostScript 3に対応した『同ps (1524mm)』が249万8000円、PostScript3に対応し、UVインク専用の『同ps uv(1524mm)』が259万8000円。

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