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Abitの“MAX Concept”にKT400搭載「AT7-MAX2」が登場

2002年09月06日 23時52分更新

文● HINOMOTO

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「AT7-MAX2」
「AT7-MAX2」

 AbitからKT400チップセット搭載Socket Aマザーボード「AT7-MAX2」が登場、同社の"レガシーフリーインターフェース"採用マザーボード“MAX Concept”に新たに加わることになった。また、同社からは通常のATXフォームファクターの同じKT400チップセット搭載「KD7」と、これにIDE RAIDコントローラを搭載した「KD7-RAID」も同時に発売となっている。



 まず「AT7-MAX2」は、同社のSocket478マザーボード「IT7-MAX2」に続いて2番目のSerial ATAコントローラ搭載製品となる。コントローラにはMarveII 88i8830を採用。IDEからSerial ATAに変換するためのコネクタが1つ、Serial ATAケーブルも1本付属している。また、「High Point HPT374」IDE RAIDコントローラも搭載し、RAID 0+1にも対応している。
 メモリスロットは4本を装備しており、付属のマニュアルによるとPC3200(DDR400)メモリを正式にサポートしているようだ。ただし、メモリの搭載には制限があり、PC3200(DDR400)若しくはPC2700(DDR333)メモリを使用する場合にはメモリスロットは2本まで、最大2GBまでしか搭載することはできない。その他にもPC2100(DDR266)、PC1600(DDR200)を使用した場合には3スロット最大3GBまで、Registerd PC2100(DDR266)、PC1600(DDR200)を使用した場合には4スロット最大3.5GBまでのサポートとなっている。PC3200(DDR400)メモリを使用する場合、他のKT400搭載マザーボード同様に推奨製品があるのかどうか疑問が残るところだが、代理店に問い合わせたところ、後日Abitのサイト内でリストが掲載されるとのことだ。また、独自に入手した資料によると、512MモジュールでA-DATA「Winbond W942508BH-5 SPD」、256MモジュールでAPACER「Samsung K4H5608380-TCC4 SPD」などが動作確認されているようだ。



「KD7」
「KD7」

 また、「IT7-MAX2」では4本だったPCIスロットが5本になり拡張性が強化された他、Ultra ATA133、IEEE1394インターフェース、USB2.0、AC'97 6ch オーディオコーデック、SPDIF出力、10BASE-T/100BASE-TXなど想像できるほとんどの機能が搭載されている。当然「IT7-MAX2」から採用されたキーボード、マウス用PS2ポートも付いている。価格はT-ZONE.DIY SHOPで2万1980円、コムサテライト3号店で2万2500円となっている。また、同時に発売された「KD7-RAID」は、機能面では「AT7-MAX2」からSerial ATAコントローラを省略され、IDE RAIDコントローラが「High Point HPT372」となっている他には特に違いは見当たらない。価格は「KD7-RAID」がコムサテライト3号店で1万6980円、IDE RAIDコントローラが省略された「KD7」が同じくコムサテライト3号店で1万4800円となっている。



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