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キュリオシティ、SCN、ニフティが、水平型のeコマース市場の推進で合意――モールを横断する商品検索が可能に

2002年09月04日 22時24分更新

文● 編集部

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(株)キュリオシティ、ソニーコミュニケーションネットワーク(株)、ニフティ(株)の3社は4日、eコマースビジネスの活性化の目的で、水平型でオープンなeコマース市場の推進で合意したと発表した。これは、従来のモール単位や店舗単位の垂直型市場と異なり、商品を主体とした水平型市場の形成を推進するというもの。利用者の利便性が向上するとともに、店舗にとっても、最新の情報を商品単位で広範囲に紹介できるようになり、来店者を増やせるメリットがあるという。

3社は、まず第1弾として、ニフティの商品検索システムを利用して、3社のモールを横断した商品検索サービス“ショッピングサーチ”を10月中旬に開始する。対象となる商品は約50万点。以後、ほかのモールにもサービスを広げるとともに、商品検索ツールバーも提供するとしており、2002年度末までに国内最大規模の300万点まで商品点数を増やすことを目指す。ショッピングサーチにはhi-hoショッピングアベニューなども参加を表明しているという。店舗が商品情報を登録するにはモールを通じて申し込むことになり、すでに日比谷花壇、三越、千趣会などの大手店舗のほか、全国の地域名産店など40店舗以上が賛同あるいは参加を表明しているという。

第2弾として、ソニーコミュニケーションネットワークの決済サービス“Smash”と、ニフティの“iREGi”を2003年度上期に共通化することで、利用者の利便性を高め、決済サービスの利用者と採用加盟店の拡大を図るとしている。

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