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プラネックスコミュニケーションズ、4ポートのNICを発売

2002年09月03日 21時53分更新

文● 編集部

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プラネックスコミュニケーションズ(株)は、4つの10/100BASE-TXポートを搭載したPCIカード『FXP-4TX』を発売した。

『FXP-4TX』
『FXP-4TX』。チップセットに『DL10050B』を搭載、PCI-PCIブリッジは『Intel 21152』を搭載している。

『FXP-4TX』は、サーバなどのPCIバスに装着することで帯域を強化し、通信経路に冗長性を持たせることを目的に提供される製品。4ポートすべてをデータ通信に利用することが可能で、全二重通信時には800Mbpsの転送速度を実現する。また、各ポートに固有のMACアドレスが割り当てられており、サーバ本体をルータやブリッジとして利用することもできる。また、VLANやQoSOSに対応しており、Windows 2000使用時には論理的なネットワークグループの構築や通信データのプライオリティ管理も可能だ。

おもな仕様は以下のとおり。

  • 規格……IEEE 802.3 10BASE-T/ IEEE 802.3u 100BASE-TX
  • アクセス方法……CSMA/CD
  • フローコントロール……全二重時 IEEE 802.3x/半二重時 バックプレッシャー
  • バス……32bit PCI Rev.2.1バスマスタ
  • 対応OS……Windows NT 4.0/2000、カーネル 2.4.xのLinuxディストリビューション(Turbolinux 7およびRed Hat Linux 7.1で動作確認)

価格はオープンプライス。なお、プラネックスコミュニケーションズ(株)による参考価格は3万4800円。

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