2日出荷、3日より販売が開始されると予告されていたATI純正RADEON 9700Proビデオカードのバルク版。その当日である本日3日、ショップに姿を現したのが写真のカードだ。
メモリは登場済みの3製品と変わらず | Sapphireロゴのドライバディスク。これで純正とは言いづらい |
先週登場したJoytech版、PowerColor版、玄人志向版とほとんど同じにしか見えないカード本体。その上付属しているドライバCDにはSapphireのロゴが……。
代理店の興隆商事によれば、ATI純正品を発注したところこの製品が届いてしまったとのこと。本日より店頭販売を行ったのはクレバリー1号店と高速電脳だが、クレバリー1号店ではSapphire製バルク版、高速電脳ではベンダ名は出さずノーブランドのバルク版として販売されている。価格はどちらも4万4800円で、クレバリー1号店では本日中に完売となっている。
思わぬところで肩透かしを食った格好だが、“ATI純正”ではなかったにせよ“Sapphire製”と考えればこれはこれで初登場ではある。搭載チップが“RADEON 9700”か、それとも“RADEON 9700Pro”なのかは、また両者の具体的な違いに関しては興隆商事でも現在調査中とのこと。こうなると俄然注目されるのは本当のATI純正リテール版はどのような姿で登場するのか、ということだが、こちらは5日(木)代理店に入荷予定となっている。
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