『Mozilla 1.1』が8月26日に公開された。
『Mozilla 1.1』 |
『Mozilla 1.1』では、安定性の改善やレイアウトパフォーマンスの改善、CSS、DOM、HTML標準のサポート強化、XBM画像のサポートやDHTMLのレイアウトパフォーマンス改善などがなされている。また、「Chatzilla」で日本語名のチャンネルへ参加することが可能になり、アラビア語やヘブライ語サポートの強化なども行なわれている。
そのほか、「JavaScriptデバッガ」が開発をひととおり完了したことが発表されている。
「JavaScriptデバッガ」 |
そのほかのおもな新機能は以下のようなものとなる。
- Linux版でフルスクリーンモードをサポート
- Mac OS X 10.1.5でQuartzレンダリングが利用可能
- 新規タブ作成ボタンをタブバーに実装
- ブラウザ上で選択範囲のみのソース表示に対応
フルスクリーンモードで表示してみたところ。KDEのメニューバーも隠してしまえば、そのままプレゼンテーションなどでも利用できそうだ。 |
タブバーに追加された新規タブ作成ボタン。 |
Webページ上で範囲を選択し、その部分のみのソース表示が可能になった。 |
Linux版の動作環境は以下のとおり。
- Red Hat Linux 6.0、Debian GNU/Linux 2.1、SuSE Linux 6.2以降のディストリビューション
- CPU……Pentium-233MHz以上
- HDD……26MB以上の空きスペース
- メモリ……64MB以上