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『Mozilla 1.1』公開

2002年08月28日 00時00分更新

文● 編集部

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『Mozilla 1.1』が8月26日に公開された。

『Mozilla 1.1』
『Mozilla 1.1』

『Mozilla 1.1』では、安定性の改善やレイアウトパフォーマンスの改善、CSS、DOM、HTML標準のサポート強化、XBM画像のサポートやDHTMLのレイアウトパフォーマンス改善などがなされている。また、「Chatzilla」で日本語名のチャンネルへ参加することが可能になり、アラビア語やヘブライ語サポートの強化なども行なわれている。

そのほか、「JavaScriptデバッガ」が開発をひととおり完了したことが発表されている。

「JavaScriptデバッガ」
「JavaScriptデバッガ」

そのほかのおもな新機能は以下のようなものとなる。

  • Linux版でフルスクリーンモードをサポート
  • Mac OS X 10.1.5でQuartzレンダリングが利用可能
  • 新規タブ作成ボタンをタブバーに実装
  • ブラウザ上で選択範囲のみのソース表示に対応
フルスクリーンモード
フルスクリーンモードで表示してみたところ。KDEのメニューバーも隠してしまえば、そのままプレゼンテーションなどでも利用できそうだ。
新規タブ作成ボタン
タブバーに追加された新規タブ作成ボタン。
選択範囲のソース表示
Webページ上で範囲を選択し、その部分のみのソース表示が可能になった。

Linux版の動作環境は以下のとおり。

  • Red Hat Linux 6.0、Debian GNU/Linux 2.1、SuSE Linux 6.2以降のディストリビューション
  • CPU……Pentium-233MHz以上
  • HDD……26MB以上の空きスペース
  • メモリ……64MB以上

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