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東芝、業務アプリケーションに英日/日英翻訳機能を組み込めるソフト『The翻訳サーバV2』を発売

2002年08月29日 15時57分更新

文● 編集部

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(株)東芝は28日、英日双方向の翻訳機能を、サーバーマシン(Solaris/Windows環境)上で稼動する業務アプリケーションに組み込んで利用できる英日/日英翻訳ソフト『The翻訳サーバV2』を30日から販売すると発表した。併せて、開発支援から導入、保守まで一貫したサポートサービスを提供する。

設定画面
設定画面

『The翻訳サーバV2』は、文献検索・閲覧システム、情報配信システム、メールシステムなどの業務アプリケーションに英日双方向の翻訳機能を組み込んで、業務アプリケーションから翻訳機能の利用を可能とするソフトウェア。例えば、英文の検索システムにおいて、日本語による検索や、日本語に翻訳した検索結果の表示などが可能となる。

基本辞書の収録語数は130万語(英日65万語/日英65万語)。オプションとして16分野203万語を収録した専門用語辞書も組み込める。翻訳機能として、ホームページ翻訳、メール翻訳、テキスト翻訳を提供するほか、オプションの『クライアント翻訳オプション』により、OfficeやAdobe Acrobatからの連携翻訳が可能となる。

APIを使用した検索システムの画面
APIを使用した検索システムの画面

サーバー側の対象機種は、同社の“AS/UX”シリーズとサン・マイクロシステムズ製のWS/Server(同社の“UX7000”シリーズを推奨)、またはPC/AT互換機(同社の“MAGNIA”シリーズを推奨)。対応OSはSolaris 7/8 日本語版またはWindows NT Server 4.0(SP6a以上)/2000 Server 日本語版。連携可能なツールは、Word 97~2002、Excel 97~2002、PowerPoint 97~2002、Adobe Acrobat 4.0/5.0。

価格は、本体(Windows/Solaris) サーバーライセンス(1CPU)が各160万円、本体 サーバー追加ライセンス(同)が128万円、専門用語辞書パック本体(Windows/Solaris) サーバーライセンス(同)が各250万円、専門用語辞書パック本体 サーバー追加ライセンス(同)が198万円、専門用語辞書オプション サーバーライセンス(同)が150万円、専門用語辞書オプション サーバー追加ライセンス(同)が126万円、クライアント翻訳オプション 1クライアントライセンスが1万5000円、クライアント翻訳オプション クライアントライセンスフリー(同)が50万円、APIライセンス(同)が240万円、操作説明書が6000円。なお、Solaris用の発売日は10月31日。

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