前面ベイインターフェイス「FI Panel」が付属したIwillのi845Eマザーボード「P4E」。そのマニュアル中で言及されていた、Serial ATAを搭載したバージョン「P4ES」が発売された。Serial ATAがオンボードとなったマザーボードとしては本日同時に登場したASUSTeK「A7V8X」に続く3番目、i845E+Serial ATAの組み合わせとしてはAbit「IT7-MAX2」に続く2番目の製品となる。
Silicon Image製のSerial ATAコントローラチップ“Sil3112”と2つのSerial ATA端子は、予想通り「P4E」では空きパターンとなっていたボード左下のスペースに搭載されている。ただし、付属するSerial ATAケーブルは1本だけである点には注意だ。
このほか、Serial ATAとは別個にPromise製Ultla ATA/133コントローラチップ“Promise 20275”を搭載。
その他は「P4E」と変わらず、拡張スロットはAGP×1、PCI×5、DIMM×2で、バックパネル部にS/PIDF端子をそなえ、デジタル出力&アナログ5.1ch出力に対応したRealtek製AC'97コーデック“ALC650”を搭載。付属はしていないが「FI Panel」にも対応している。オーバークロック関連の設定はマニュアルにおいて設定可能な項目が存在することが示されているのみで詳細は不明。価格はTSUKUMO eX.で1万8499円となっている。
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