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日本IBM、Java技術を対戦型ゲームで学べるコンテストを開催

2002年08月26日 17時14分更新

文● 編集部

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日本アイ・ビー・エム(株)は26日、プログラミング言語“Java”を、同社が無償提供している対戦型ロボットゲーム『Robocode』を通じて学べるプログラミングコンテスト“Javaプログラミング・ロボット日本選手権(Robocode Japan cup)”を開催すると発表した。参加料金は無料で、日本に居住する18歳以上(未成年者は保護者の同意が必要)を対象とする。参加者用情報サイトを同社の開発者向けウェブサイト“developerWorks”内に同日付けで開設した。

『Robocode(ロボコード)』は、Javaのプログラミングによって独自のロボットを作成して、相手のロボットと対戦し、得点を競うシミュレーションゲーム。ロボットの基本動作の設定のほか、レーダー機能などによる相手の予測や攻撃方法、動き方などに工夫をこらすことで、Java技術を習得できるという。2001年7月に米IBM社の最先端テクノロジーに関するウェブサイト“alphaWorks”で公開され、米国でも同様のコンテストを実施している。

“Robocode Japan cup(ジャパンカップ)”は、プログラミング経験(Java以外でも可)が6ヵ月以下の“一般初心者クラス”、プログラミング言語(同)に習熟したプログラマーによる“一般上級者クラス”、高校生、専修学校・各種学校生、大学生、博士課程在籍者を除く大学院生による“学生クラス”の3クラスに分かれている。参加者各自がプログラミングによって作成したロボットを対戦(1対1およびグループバトル)させるリーグ戦で、得点数を競い合う。優勝者には同社のノートパソコン『ThinkPad』などが贈呈される。

開催スケジュールは、9月19日にロボットの登録とプレーシーズンリーグの開始、11月25日に応募締切、プレシーズンリーグの終了、予選開始、12月8日までに決勝リーグ終了、12月10日に結果発表の予定。最新情報は、電子メールによるニュースレター“developerWorks Japan Newsletter”(月2回発行)を通じて送付される。Robocode関連情報のほか、developerWorksにおけるJava、XML、Linuxなどの日本語記事情報も掲載される。

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