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日本HP、PA-8700+搭載のミッドレンジUNIXサーバー 『hp server rp8400/rp7410』など4機種を発売

2002年08月20日 23時09分更新

文● 編集部

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日本ヒューレット・パッカード(株)は20日、クロック周波数が875MHzの64bitRISCプロセッサー『PA-8700+』を搭載したミッドレンジとエントリーレベルのUNIXサーバー4機種の販売と出荷を同日付けで開始すると発表した。併せて、従来製品を最大30%値下げすると発表した。

『hp server rp8400』『hp server rp8400』

ラインアップは、PA-8700+を最大16個搭載可能なミッドレンジUNIXサーバーの上位機種『hp server rp8400(アールピー8400)』と最大8個搭載可能な『hp server rp7410(アールピー7410)』、エントリーレベルで最大4個搭載可能な『hp server rp5470(アールピー5470)』と最大2個搭載可能な『hp server rp5430(アールピー5430)』。OSは『hp-ux11i』を搭載する。従来のPA-8600/PA-8700搭載製品とバイナリー互換のため、既存のアプリケーションやデータをそのまま利用できるという。また、hp server rp8400/rp7410は、パーティションを分ければ、同一システム内に世代の異なる『PA-8700』と『PA-8700+』を混在させて使用することも可能。なお、最上位機種の16プロセッサー構成では、Javaアプリケーション性能の指標となる“SPECjbb2000”ベンチマークテストの値は毎秒18万3694オペレーションで、同価格帯の他社製品を上回っているという。

価格例は、『hp server rp8400』の場合、2CPUでメモリーが2GB、ディスクが36GB×2の構成と、hp-ux 11iライセンスで、2423万5000円。『hp server rp7410』の場合、2CPU、1GBメモリー、36GBディスク、hp-ux 11iライセンスで1708万7000円。『hp server rp5470』の場合、1CPU、512MBメモリー、18GBディスク、hp-ux 11iライセンスで617万4000円。『hp server rp5430』の場合、1CPU、512MBメモリー、18GBディスク、hp-ux 11iライセンスで562万6000円。

同社では併せて、従来のPA-8700-750MHz搭載製品や関連製品を最大30%値下げする。『hp server rp8400』では、PA-8700-750MHz×4、4GBメモリー、36GBディスクとhp-ux 11iライセンスで3043万5000円となる(約21%の値下げ)。

『NX7000/rp5470、/rp5430』『NX7000/rp7410』『NX7000/rp8400』
左から『NX7000/rp5470、/rp5430』『NX7000/rp7410』『NX7000/rp8400』

同時に、PA-8700+を搭載したサーバーとして、沖電気工業(株)が『OKITAC9000 RP8400』『OKITAC9000 RP7410』の2機種を、(株)日立製作所が『HITACHI 9000Vシリーズサーバrp8400』『同 rp7410』『同 rp5470』『同 rp5430』の4機種を、日本電気(株)が『NX7000/rp8400』『NX7000/rp7410』『NX7000/rp5470』『NX7000/rp5430』の4機種をそれぞれ発売する。出荷開始は沖電気が同日で、日立が9月末、NECが10月上旬となっている。

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