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サイバーリンク、ビデオ編集ソフト『PowerDirector 2.5 Pro』を発売

2002年08月20日 21時36分更新

文● 編集部 矢島詩子

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サイバーリンク(株)は20日、ビデオ編集ソフト『PowerDirector 2.5 Pro』を9月13日に発売すると発表した。同時に、他社製ビデオ編集ソフトのユーザー向けの乗り換え版『PowerDirector 2.5 Pro アップグレード/乗り換え版』、DVD/VCDオーサリング/ライティング機能を省いた『PowerDirector 2.5 Pro Standard』も発売する。

『PowerDirector 2.5 Pro』『PowerDirector 2.5 Pro』

『PowerDirector 2.5 Pro』は独自エンコードのアルゴリズム“SVRT(Smart Video Rendering Technology)”を搭載し、1度編集した映像をMPEGで保存する場合、映像の結合部分のみをエンコードして保存することが可能になっている。また、市販のDVDソフトのようなメニュー画面つきのDVD/VCD/SVCD/miniDVDイメージを作成できる“ディスクウィザード”機能を搭載しているほか、専用の再生プレーヤー『PowerDVD ランタイム版』を同梱したディスクを作成することも可能。

前バージョン『PowerDirector 2.0』から追加された機能としては、MPEG-1/-2の新エンコードエンジンを搭載し、VCD/SVCD/DVD映像形式の画質を向上させたほか、単色の背景画像を作成できる“カラーボード機能”、 QuickTime、RealVideoファイルの出力機能、TV出力の際の表示部分を表示する“TVセーフゾーン”、テキストを精密に配置したい場合などに使用する“グリッドライン”、DV-AVIのキャプチャー時の“自動スプリット機能”、DVテープへの書き戻し時に、テープの書き込み位置を調整できる“テープコピー機能”などが追加された。

また、設定済みのトランジションのドラッグ&ドロップ、右クリックでカット&ペーストや削除、同一トランジションの全範囲適用や全クリアが可能になったほか、音声の“クロスフェード”の追加や、DivXコーデックを使用したAVIファイルの作成が可能になった(PowerDirector 2.5 Proのみ、現在DivX5.02で動作を確認中)。

動作環境は、OSがWindows XP/2000/Me/98、CPUはMPEG-1ムービー作成の場合はPentium II-450MHz以上、MPEG-2ムービー作成の場合はPentium III-650MHz以上。DV機器からMPEGノンリアルタイムキャプチャーを行なう場合はPentium II-450MHz以上、DV機器からMPEG-1リアルタイムキャプチャーを行なう場合はPentium III-700MHz以上、DV機器からMPEG-2リアルタイムキャプチャーを行なう場合は Pentium 4-1.4GHz以上。
メモリーは128MB以上、HDD空き容量は60MB以上。グラフィックスカードは1024×768以上の表示が可能なもので、サウンドカードはDirectSoundに対応したPCI接続のもの。

価格は『Power Director 2.5 Pro』が1万4800円、『PowerDirector 2.5 Pro アップグレード/乗り換え版』が9800円、『PowerDirector 2.5 Pro Standard』が6000円。

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