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メトロワークス、Mac OS/Windows用統合開発環境ソフトの最新版を発売

2002年08月20日 15時30分更新

文● 編集部 高橋洋子

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メトロワークス(株)は20日、Mac OSおよびWindows用の統合開発環境ソフト4製品を9月13日に発売すると発表した。 価格は、Mac OS用の『CodeWarrior for Mac OS 日本語版バージョン8』と、Windows用の『CodeWarrior for Windows 日本語版バージョン8』が7万2000円、両製品を同梱した『CodeWarrior for Mac OS & Windows 日本語版バージョン8』が9万6000円、同製品のアカデミック版が2万8000円。企業および教育機関用のライセンスパックも用意する。

Pro8 Mac
『CodeWarrior for Mac OS 日本語版バージョン8』

『CodeWarrior』は、マルチプラットフォーム、マルチ言語対応の統合開発環境。エディター、Java用RADツール、クラスブラウザー、C/C++/Javaコンパイラー、リンカー、デバッガー、ビルドシステムなどアプリケーションの開発に必要なツールが統合されている。今回発売される最新版では、開発環境を5.0にバージョンアップし、コードの補完機能やワークスペースの保存機能を追加。また、Mac OS版では、Objective CとCocoaをフルサポートし、『Interface Builder』を統合するなどMac OS X用開発ツールとの親和性が向上した。なお、Mac OS X 10.2についてもアップデータにより対応する予定。

動作環境は、Mac OS版が、Mac OS 9.2.2以降/Mac OS X V10.1.3以降、Mac OS Xの場合、PowerPC G3以上のCPU、128MB以上のメモリー、350MB以上のHDD空き容量(フルインストールは770MB)。Windows版が、Windows 98/Me/NT4.0(SP6以上)/2000/XP、Pentium II-266MHz/AMD-K6以上のCPU、128MB以上のメモリー、300MB以上のHDD空き容量(フルインストールは700MB)。開発可能なアプリケーションはWin32/Java/Mac OS X/Mac OS。

『CodeWarrior for Mac OS & Windows 日本語版バージョン8』パッケージ

各製品には30日間の無償テクニカルサポートが含まれる。電話または電子メールによる有償テクニカルサポートも提供し、料金は1回あたり1万円からとなる。なお、『CodeWarrior Professional』リリース5およびバージョン6/7のユーザーは、“メトロワークス CodeWarriorセンター”において、最新版への契約更新を優待価格で行なえる。Mac OS用またはWindows用に更新する場合、価格はそれぞれ3万5000円となる。

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