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オリンパス、光学3倍ズーム搭載の400万画素デジタルカメラ『CAMEDIA C-4100ZOOM』を発売

2002年08月19日 17時32分更新

文● 編集部

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オリンパス光学工業(株)は19日、400万画素CCDを搭載したデジタルカメラ『CAMEDIA C-4100ZOOM』を9月6日に発売すると発表した。価格はオープン。編集部による予想販売価格は6万円前後。

『CAMEDIA C-4100ZOOM』
『CAMEDIA C-4100ZOOM』

『CAMEDIA C-4100ZOOM』は、2001年10月に発表した有効318万画素CCDを搭載した『CAMEDIA C-3100ZOOM』の上位機種で、35mm/APSなどの銀塩フィルムカメラのユーザーが安心して使えるというコンセプトで開発した製品。CCDの画素数を有効400万画素に増やしたほか、“CAMEDIA”シリーズとして初めて撮影時のヒストグラム表示や、被写体に2cmまで近づける“スーパーマクロ”などの新機能を搭載したのが特徴。光学3倍ズームレンズは6.5~19.5mm(35mmフィルム換算で32~96mm相当)のガラスレンズを採用し、非球面レンズを2枚含む6群8枚構成。F値は2.8。最短撮影距離は0.8m、マクロモードでは0.2~0.8m、スーパーマクロモードでは0.02~0.2m(ズーム位置は固定)。シャッター速度は最大1/1000秒。

本体上面のダイヤル式モード選択ボタンのほか、液晶ディスプレーに表示されたダイヤルを本体背面の十字キーで操作する“バーチャルダイヤル”を採用。シーン別の設定“シーンプログラム”は、従来の夜景/スポーツ/ポートレート/記念撮影に、セルフポートレートと風景が追加され6種類となった。また、ユーザーが各種の設定を保存できるマイモードも1種類から4種類に増やされている。縦位置のポートレート撮影に適した縦横比3:2の撮影モードも装備する。

本体背面
本体背面

オートフォーカスには、背景の影響や中抜けを防止する“iESP(Intelligent Electro Selective Pattern)オートフォーカス”を採用。撮影感度はISO 100/200/400相当とオート。デジタルズームは最大3.5倍。毎秒約1.5コマで8枚までの連写も可能(2288×1712ドットのHQモード)。iESPオートホワイトバランス機能も肌色がより自然に表現できるようになったという。動画については、320×240ドット/毎秒15コマで16MB以上のメディア搭載時に最大約38秒(音声なし)の録画が行なえる。本体には視度調節付きの光学式ファインダーのほか、モニター用に1.8インチ約11万4000画素のカラーTFT液晶ディスプレーを搭載する。

記録メディアは3/3.3Vのスマートメディアで128MBまで対応する。最大記録画像サイズは3200×2400ドット。記録フォーマットはTIFF/JPEG/QuickTime Motion JPEG。外部コネクターはDC入力とUSB(ストレージクラス対応)、外部フラッシュ接続端子(FL-40用)、ビデオ出力(NTSC/PALを切り替え可能)を装備する。電源は、単3形のニッケル水素/リチウム/ニカド/アルカリ電池×4や、リチウム電池パック『LB-01(CR-V3)』×2を利用する。付属の単3アルカリ電池では連続撮影時で約2500枚、標準撮影時で約150枚の撮影が可能。本体サイズは幅109.5×奥行き66.5×高さ76.5mm、重量は295g。製品には16MBのメディアとUSBケーブル、カメラケース、ビデオケーブル、画像編集ソフト『CAMEDIA Master 4.0』などが付属する。

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