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RADEON 9000初のVRAM128MB製品がSapphire Technologyから登場!

2002年08月08日 21時53分更新

文● 水野

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リテール版

 先週登場したバルク版に続き、Sapphire Technology製RADEON 9000カード「RADEON 9000 ATLANTIS」のリテール版が登場した。バルク版と同じくファンレス製品でVRAM64MB版(型番:1024-1197-00-SA)と128MB版(型番:1024-6192-03-SA)の2種類が同時に発売されており、後者はRADEON 9000カードとしては初のVRAM 128MB製品となる。



128MB版インターフェイス 64MB版インターフェイス
左:128MB版、右:64MB版。インターフェイスが異なっている

 RADEON 9000といえば製品ごとにメモリクロックの仕様がまちまちで混乱が生じつつあるところだが、代理店のアスクによると、今回の2製品の動作クロックは共にコア250MHz/メモリ200MHz(DDR 400MHz)とのこと。Sapphire Technologyのウェブサイトを見ると同社製RADEON 9000カード「RADEON 9000 ATLANTIS」にはインターフェイスの違いにより3種類があり、先行したVRAM64MBバルク版と今回のVRAM128MBリテール版はD-Sub15ピン/ビデオ出力/DVI出力のバージョン、今回のVRAM64MBリテール版はD-Sub15ピン/ビデオ出力のバージョンとなる(ちなみに国内未登場のもう1つのバージョンはD-Sub15ピン/ビデオ出力/ビデオ入力)。



128MB版 5nsメモリチップ
VRAM128MB版。メモリチップは5ns品

 VRAM128MB版の外観は、ヒートシンクがATIロゴの入ったものになっている以外VRAM64MBバルク版とほとんど変わっていない。VRAMチップは5ns品のDDR SDRAMとなっており、玄人志向製RADEON 9000カード「RADEON90-AGP64C」と同様、最高200MHz動作をサポートする。価格はT-ZONE.AKIBA PLACEで1万2800円、コムサテライト1号店、2号店、3号店で1万3780円、TSUKUMO eX.で1万3799円、高速電脳とUSER'S SIDE本店で1万3800円。



64MB版 4nsメモリチップ
特異な形状のVRAM64MB版。こちらのメモリチップは4ns品

 特徴的なのはむしろVRAM64MB版。DVI出力が省かれているのは前述したとおりだが、ブラケット背後からグラフィックチップの辺りまで基板が大きく切り取られており、バルク版、あるいはVRAM128MBリテール版ともまったく違ったデザインになっている。こちらのVRAMチップは4ns品のDDR SDRAM。価格はコムサテライト1号店、2号店、3号店で1万580円、TSUKUMO eX.で1万799円、USER'S SIDE本店で1万800円。



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