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メルコ、54Mbps&11Mbps対応の無線LANアクセスポイントなどを発売

2002年07月31日 23時59分更新

文● 編集部

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(株)メルコは31日、法人向け無線LAN製品“AirStationPro Plus”として、54Mbpsの無線LAN規格“IEEE 802.11aと11Mbps無線LAN規格“IEEE 802.11b”の両方に対応したアクセスポイント『WLM2-A54L11G』と11Mbps拡張機能付きアクセスポイント『WLM2-L11G』、“AirStation”としてCardBus対応の54Mbps無線LANカード『WLI-CB-A54GP』、PC-TVコンバーター“PCast(ピーキャスト)”ほかを発売すると発表した。

『WLM2-A54L11G』
『WLM2-A54L11G』

『WLM2-A54L11G』は、54Mbps(IEEE 802.11a)と11Mbps(IEEE 802.11b)の両方に対応したコンボインテリジェンスアクセスポイント。54Mbpsでの通信ではセキュリティー機能として152(128)bitのWEPに対応する。54Mbps無線LAN機能は、内部のMini PCIバススロットに搭載したカードで実装されており、カードを交換することでほかの無線LAN規格、たとえば2.4GHzで54Mbpsの“IEEE 802.11g”などにも対応可能という。アクセス方式はインフラストラクチャーモード。有線LANインターフェースは10/100BASE-TX×1ポートを装備する。アンテナはダイバーシティー方式のものを内蔵する。電源はAC100Vで、付属のACアダプターを利用する。消費電力は7.5W。本体サイズは幅195×奥行き46×高さ169mm、重量は2.03kg。8月下旬出荷予定で、価格は12万8000円。

Mini PCIスロット
Mini PCIスロット(IEEE 802.11aカード実装済み)

『WLM2-L11G』は、『WLM2-A54L11G』が搭載している54Mbps無線LAN機能のMini PCIカードをオプションとした11Mbps無線LANアクセスポイント。価格は9万8000円。9月上旬出荷の予定。

『WLI-CB-A54GP』『WLI-CB-A54GP』

『WLI-CB-A54GP』は、54Mbps無線LAN対応のPCカード。CardBusに対応する。セキュリティー機能は152(128)bit WEPに対応。アクセスポイントを使用しないPeer to Peer通信にも対応する。アンテナ部に穴を開けた“Security Lockデザイン”のダイバーシティー方式の小型アンテナを採用しており、穴に金属ワイヤーを通せば盗難防止にも利用できる。電源は3.3Vで消費電力は最大2W。本体サイズは幅54×奥行き102×高さ5mm、重量は36g。対応OSは、Windows XP/Me/2000/98 SE。価格は1万4800円。9月上旬出荷の予定。

『WLI-MPCI-A54G』
『WLI-MPCI-A54G』

『WLI-MPCI-A54G』は、AirStationPro Plus『WLM2-L11G』のMini PCIスロットに装着して54Mbps無線LANへ機能拡張するためのオプションカード。消費電力は2W。本体サイズは幅195×奥行き46×高さ169mm、重量は36g。価格1万4800円。9月上旬出荷の予定。

『WLE-5XC-DA』
『WLE-5XC-DA』

『WLE-5XC-DA』は、5.2GHz/2.4GHz対応の指向性アンテナ。指向性を利用して電波の干渉や外部への漏洩を低減できるのが特徴。本体の前面に指向性を持ち、アンテナの利得は2.4GHzで絶対利得4dBi以上(ケーブル損失分含む)、5.2GHzで絶対利得3dBi以上(ケーブル損失分含む)。2.4GHzなら通信距離が200%の以上向上するという。専用コネクターを利用し、ケーブル長は1.5m。本体サイズは幅100×奥行き124×高さ122mm、重量200g。価格は9800円。9月上旬に出荷予定。

『SC-1』
『SC-1』

“PCast(ピーキャスト)”『SC-1』は、パソコンのアナログRGB出力をコンポジット出力とSビデオ出力に変換するスキャンコンバーター。米FOCUS Enhancements社製チップ『FS401』を採用する。水平同期周波数は24kHz~100kHz、垂直同期周波数は50Hz~130Hzに対応し、最大1600×1200ドット表示が可能。ビデオ出力はNTSC方式に対応する。入力端子はミニD-Sub15ピン、出力端子はRCA(コンポジット)、ミニDIN4ピン(Sビデオ)、ミニD-Sub15ピン(スルーアウト)を装備する。本体正面のボタンによりテレビに表示した画像のズーム(拡大/縮小)が可能。また、オーバースキャンやアンダースキャンの切り替えも行なえる。電源はDC5Vで、ACアダプターが付属する。消費電力は最大6.3W。本体サイズは幅105×奥行き27×高さ105mm、重量は140g。価格は9800円。8月中旬に出荷の予定。

併せて、ネットワークツール『NetSeeker2 Ver2.0』が付属する16ポートのVLAN対応スイッチングHub『LSM10/100-16W』(価格は7万8000円、8月中旬出荷予定)や、レイヤー3スイッチングHub『LSM-L3-24』専用の1000BASE-T対応Gigabit拡張モジュール『LSM2-OP-G1000T』(価格2万9800円、8月下旬出荷予定)を発売するほか、ネットワーク関連2製品、ストレージ関連54製品の価格改定も発表した。

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