(株)ジャストシステムは30日、企業内の情報の管理と、業務に必要な知識やノウハウについて、社員に理解を促すことのできる“ナレッジ・アウェアネス・サーバー”として、『ConceptBase IV』(コンセプトベース フォー)を9月26日に発売すると発表した。価格は500万円で、年間保守料として1年あたり100万円が別途必要。対応OSはWindows 2000 Server(SP2以上)/NT 4.0Server(SP5以上)。また、検索システム『ConceptBase Search1000 Ver.4.0』も同時発売する。価格は200万円。
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| 『ConceptBaseIV』（画面は開発中のもの) |
『ConceptBase』は、業務知識やノウハウの獲得ができる実践型ナレッジマネジメントを実現するサーバーシステムとして、1997年より販売されてきたシステムで、業務プロセスに最適な形で知識やノウハウを体系化でき、さらに話題の分類による分析や、視点の移動による類似情報の分析が行なえる。
今回の『ConceptBase IV』では、システム側で業務上必要なテーマに沿って抽出対象を設定し、“ビューポイント”として登録しておくことで、必要な情報を整理・体系化された形で参照させることができる“ナレッジマップ”、文書一覧に対して分類やキーワードを選択してその情報の価値や意味を引き出す“ナレッジファインダー”、一覧の文書から、何が語られているのかという話題をダイナミックに抽出し、いくつかのグループに分類して表示する“トピック”、文書ごとに作成者、更新日、作成日、任意項目による分類が可能な“ピープルプラス”、一覧表示された文書のキーワードを抽出し、このキーワードを利用して再検索できる“コンセプト・キー”が新たに搭載されている。
