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NTTドコモ、Pocket PC 2002搭載PDA『musea』を発売

2002年07月29日 22時07分更新

文● 編集部

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(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモは29日、Pocket PC 2002搭載のPDA『musea(ミュゼア)』を9月6日に発売すると発表した。価格はオープン。

本体『musea』

『musea』は、PHS(64kbps)、FOMA(下り最大384kbps、上り最大64kbpsのパケット通信)、携帯電話(9600bpsデータ通信)、DoPa(28.8kbps)に対応し、64kbpsのデータ通信を利用した映像配信サービス“M-stage visual”や、PDA向けポータルサービス“infogate(インフォゲート)”に対応しているのが特徴。通話可能エリアに移動すると自動的に起動してメールの送受信を行なう“Wake On Radio”機能も利用できる。

CPUはStrongARM-206MHz、メモリーはRAMが64MB、ROMが32MB(Flash)で、タッチパネル付きの3.5インチ反射型TFT液晶ディスプレー(240×320ドット6万5536色表示)を搭載する。拡張スロットはコンパクトフラッシュカード(Type II、3.3V仕様)を装備し、同社のCF型PHS“P-in”シリーズの利用も可能。IrDA 1.2準拠の赤外線通信ポートとUSB 1.1ポート、オーディオジャックを装備する。筐体にアルミニウムを採用し、幅77.5×奥行130.5×高さ14.8mm(最薄部)の薄型デザインを採用する。重量は約180g。スタイラスが付属する。

なお、製品の名称“musea”は、英語の“Museum”からの造語で、美術館のように液晶画面の中で静止画や動画などの各種コンテンツを閲覧できることから命名したとしている。また、同社では、音楽配信サービス“M-stage music”、M-stage visual、位置情報サービス“mopera”の申し込みを8月23日からインフォゲートに統合するという。月額利用料は100円。有料コンテンツでは通信料と情報料が別途必要となる。

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