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コレはキーボードかコントローラか?不思議な“エイ型”入力デバイスが発売

2002年07月27日 21時37分更新

文● 小磯

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Space Devilfish

 ひれをいっぱいに広げたエイのようなデザインと、その上に配された英語キー。片手用キーボードかと思えば、十字キーにゲームコントローラ並みのフォースフィードバック機能も持つという不思議なアイテムがアキバの店頭へ並んでいる。



パッケージ
膝の上
パッケージと、その側面にプリントされている膝の上での使用例

 これは韓国Idizmという企業製の「Space Devilfish」。idizmのウェブサイトによると、OSからはUSBキーボードとして認識されるゲームコントローラだという。オレンジ色に塗られた十字状のキーを囲むようにその他のアルファベットキー、そしてスペース、シフト、コントロール、エスケープキーが並べられているのは1人称シューティング(FPS)やリアルタイムストラテジ(RTS)プレイ時に便利そうだ。英語キーは21で、一部のアルファベットは1つのキーに対して選択式となっているものの、英語キーボードとして利用できるため、ゲームコントローラとしてではなく、「Adobe Photoshop」や「Adobe Premiere」、あるいはオフィスアプリケーションなど、ショートカットキーを頻繁に利用する場合にも片手操作できるキーボードとして重宝するかもしれない。

 エイのようなカタチはお馴染みのエルゴノミクスデザインによるもので、膝の上に置いても安定して利用できるよう配慮されている点もユニーク。メインのキーボードは机の上に置いたまま、必要なときだけ接続して利用できるというのは、住宅事情や机上スペースを考えるとありがたいところだ。



Vibration Feedback
OVERTOPでは近日中に店頭デモ展示行いたいという。気になる使い勝手やフォースフィードバック機能も体感できそうだ

 入荷したOVERTOPによると、韓国のプロゲーマーで、リアルタイムストラテジ「Starcraft」のチャンピオンがデザインに関与した製品とのこと。価格は5200円。ゲームだけに止まらない汎用性を持ったユニークな入力デバイスとして注目を集めそうだ。ちなみにOSはWindows 98SEと2000のみの対応とされているが、Idizmのウェブサイトから最新ドライバをダウンロードすればWindows Me/XPもサポートされる。



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