このページの本文へ

『MontaVista Linux Carrier Grade Edition 2.1』登場

2002年07月26日 14時02分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

モンタビスタソフトウェアジャパン(株)は、『MontaVista Linux Carrier Grade Edition 2.1』を発売した。

『MontaVista Linux Carrier Grade Edition 2.1』は、IPネットワークや音声ネットワーク、光ネットワークといったテレコミュニケーション端末や中継交換機を対象としたディストリビューション。キャリアグレード環境での利用に対応し、カーネル2.4.17をベースに以下のような改良が加えられている。

  • ドライバやカーネルを堅牢化
  • タイマの精度を向上
  • カーネルのダイナミックプローブ、マルチスレッドコアダンプ、カーネルクラッシュダンプなどの診断機能を強化
  • カーネルパニックハンドラを拡張
  • アプリケーション、ミドルウェアのフォールト管理フレームワークを拡張
  • ソフトウェアRAIDミラーリング、冗長イーサネットなどで可用性を強化

対応アーキテクチャはIntel x86。PICMG 2.16準拠のコンパクトPCIや、標準のラックマウントシステムをサポートしており、IBM、Intel Force、Motorola、Radisysなどのプラットフォームをサポートする。サポートされるホスト環境はRed Hat Linux 6.2/7.1/7.2およびSPARC Solaris 8.0。

『MontaVista Linux Carrier Grade Edition 2.1』は、モンタビスタソフトウェアジャパン(株)のプロダクトサブスクリプションとして提供される。なお、『MontaVista high Availability Framework』のユーザーは、無償で移行することができる。

カテゴリートップへ