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アイ・オー、IEEE802.11b対応の無線LANアダプター『WN-B11シリーズ』に3製品を追加

2002年07月22日 18時53分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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(株)アイ・オー・データ機器は22日、最大転送速度11MbpsのIEEE802.11b対応無線LANアダプターの新製品として、PCカードタイプ『WN-B11/PCMH』、USB 1.1接続の外付けタイプ『WN-B11/USBH』、CF TypeIIタイプ『WN-B11/CF』を発表、7月末より出荷を開始する。価格はWN-B11/PCMHが7500円、WN-B11/USBHが9800円、WN-B11/CFが1万3000円。

WN-B11/PCMH WN-B11/USBH
今回発表された『WN-B11/PCMH』。アンテナ部を含む長さは110mm『WN-B11/USBH』。ノートパソコンの液晶裏側に固定するためのアダプターが同梱されている

WN-B11/PCMHとWN-B11/USBHは、従来の『WN-B11/PCM』『WN-B11/USB』からのマイナーチェンジモデルで、外観は以前のモデルと同一。ESS-IDやWEP(64/128bit)の設定をプロファイルとして管理し、設定名を切り替えることで内容の一括変更が可能になるアイ・オー・データ独自のユーティリティーソフトを新たに付属した。さらに、プロファイルの内容をファイル(一部を暗号化)に書き出し、それを読み込むことで複数台のパソコンに設定する際にネットワーク管理者の作業負担を低減できる“アドバンスト機能”、電波状況を過去約2分間分までグラフ化して示す“リアルタイム表示機能”も搭載する。対応OSは、WN-B11/PCMHがWindows 95(OSR2以降)/98/Me/NT 4.0/2000/XP、WN-B11/USBHがWindows 98/Me/2000/XP。

WN-B11/CF
CFタイプの『WN-B11/CF』。ノートパソコンやPDAでのサスペンド/レジュームからの復帰にも対応する

WN-B11/CFは、Windows搭載パソコンに加えてPDA(Windows CE)にも対応したCFタイプの無線LANアダプター。前述のユーティリティーソフトに加えて、Windows CE用の『簡単設定ユーティリティ』が付属し、プロファイルの管理/一括変更が可能。対応OSは、Windows 98/Me/2000/XP、およびH/PC 2000、PocketPC 2000/2002。対応するWindows CE機は以下のとおり(これ以外の機種についても、随時同社ウェブサイトで情報を公開)。

当初はNTTドコモの『sigmarion』が対応機種に含まれていましたが、24日にアイ・オー・データ機器より対応機種から外れる旨が発表されたため、訂正しております。
設定ユーティリティ
記者向けの製品説明会でデモしていた“設定ユーティリティ”の画面

また、同時にUSB 2.0接続のバスパワー動作に対応したポータブルHDD『HDP-U40P』(40GBモデル)、『HDP-U20P』(20GBモデル)も発表された。価格と出荷時期は、40GBモデルが3万3000円で7月末予定、20GBモデルが2万2000円で8月中旬予定となる。本体サイズは幅82×奥行き139.5×高さ17mm、重量は200g。FAT32でフォーマット済みで、流体軸受けの静穏ドライブを採用する。

HDP-U40P『HDP-U40P』。USBバスパワーで動作するポータブルHDDだが、ACアダプタも標準で付属する。外出先などで、ノートパソコンのバッテリの消費をなるべく減らしたい場合には、ACアダプタを利用したほうがいいだろう

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