このページの本文へ

【Wireless Japan 2002 Vol.2】“モバイルプロジェクト・アワード 2002”表彰式が開催

2002年07月18日 20時00分更新

文● 編集部 佐々木千之

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

東京・有明の東京国際展示場(東京ビッグサイト)で開催中の“Wireless Japan 2002”において17日、モバイルビジネスの発展に貢献した個人やプロジェクトチームを表彰する“MCFモバイルプロジェクト・アワード 2002”の表彰式が行なわれた。

モバイルプロジェクト・アワード受賞者とプレゼンターの記念撮影
モバイルプロジェクト・アワード受賞者とプレゼンターの記念撮影

MCFモバイルプロジェクト・アワードは、モバイル・コンテンツ・フォーラム(※1)とモバイル関連メディア(※2)が参画する“MCFモバイルプロジェクト・アワード実行委員会”の主催で、モバイル業界の発展への動機付けとなるよう、優秀な製品、サービス、コンテンツを作った個人やプロジェクトチームを表彰する目的で制定した賞。

※1 モバイルコンテンツ環境活性化を目的としてモバイル関連企業179社が参加して設立した民間の任意団体。

※2 (株)アスキー、(株)翔泳社、(有)情報流通ビジネス研究所、月刊テレコミュニケーション((株)リックテレコム)、日経ネットナビ((株)日経BP)、月刊モバイルインターネット(リックテレコム)、モバイルメディア・マガジン((株)シーメディア)

モバイルプロジェクト・アワード表彰式に先立ち、“2002 モバイルアイドル”に選出された“マリアナイブ”の3人組が登場
モバイルプロジェクト・アワード表彰式に先立ち、“2002 モバイルアイドル”に選出された“マリアナイブ”の3人組が登場、“青い珊瑚礁”を熱唱した

モバイルプロジェクト・アワードは今回が第1回ということで、1990年代半ばのモバイルビジネス草創期から最新プロジェクトまでのなかから、モバイルビジネスの発展に先導的な役割を担い、今後の発展性が期待できるプロジェクト(個人およびプロジェクトチーム)を選出したとしている。なお、受賞者は3日に発表済み。

モバイルコンテンツ部門 最優秀賞
“着信メロディGIGA”(ギガネットワークス(株)勝又氏など4名)
モバイルコンテンツ部門 優秀賞
“JRトラベルナビゲータ『iアプリ時刻表』”((株)ジェイアール東日本企画日高氏など6名)
モバイルミドルウェア部門 最優秀賞
『Mascot Capsule Engine Micro3D Edition』((株)エイチアイ川端氏など2名)
モバイルミドルウェア部門 優秀賞
『SpicyDog Builder 2 Professional』((株)トリワークス鈴木氏など2名)
『MO-ON(モバイル ワン ツー ワン ナビゲーター)』((株)リクルート鈴木氏など3名)
モバイルハードウェア部門 最優秀賞
『J-SH07』(シャープ(株)植松氏など6名)
モバイルハードウェア部門 優秀賞
“折り畳み型iモード携帯電話で新しい時代を切り開いたNECの携帯電話開発プロジェクト”(埼玉日本電気(株)西山氏など9名)
モバイルネットワーク部門 最優秀賞
『iモードサーバ・システム』((株)NTTドコモ矢部氏など4名)
モバイルネットワーク部門 優秀賞
『ココセコム』(セコム(株)松本氏など3名)
2002 モバイルアイドル
マリアナイブ
受賞者には表彰状と記念のトロフィーなどが贈呈された
受賞者には表彰状と記念のトロフィーなどが贈呈された
審査委員の1人で、月刊モバイルインターネット編集長の土屋氏審査委員の1人で、月刊モバイルインターネット編集長の土屋氏

審査委員を代表して、月刊モバイルインターネット編集長の土屋氏は「携帯電話ユーザー7000万人のうち5000万人がインターネット接続を利用し、音楽やカラー画像、3Dなど多様なコンテンツが登場している。モバイルコンテンツがここまで発展したのは、日頃目立たない隠れた方々のおかげ。こうした方を掘り起こそうというのが本アワードの趣旨。NHKに“プロジェクトX”という番組があるが、そのモバイル版“プロジェクトM”だ。このモバイルプロジェクト・アワードが、世界に冠たる日本のモバイル市場の発展の一助になればと思う」と述べた。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン