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富士通、Bluetooth搭載PDA『Pocket LOOX』の販売を開始

2002年07月16日 19時32分更新

文● 編集部

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富士通(株)は16日、Bluetoothを搭載した手のひらサイズのPDAとして『Pocket LOOX(ポケット・ルークス)』の販売を同日付けで開始し、8月2日に出荷を開始すると発表した。価格はオープン。編集部による予想販売価格は6万5000円前後。

『Pocket LOOX』『Pocket LOOX』

『Pocket LOOX』は、CPUにPXA250-400MHzを搭載し、OSにPocket PC 2002 Softwareを搭載したPDA。Bluetooth V1.1の無線通信機能を装備しており、Bluetooth対応機器やBluetoothアダプターを装着したパソコンとデータ連携などを行なうことができる。Bluetoothの設定を容易にする行なう専用ユーティリティソフト『LX Plugfree』も標準で搭載する。ROMは32MB(Flash ROM)、RAMは64MBを搭載。ディスプレーにはフロントライト付きの3.5インチ反射型TFT液晶を採用し、240×320ドット6万5536色表示に対応する。拡張スロットは、SDカードスロット(セキュリティー機能/SD-IO非対応)、CFカードスロット(Type II)を装備。そのほか、赤外線通信ポート(IrDA1.2準拠)×1、拡張コネクター×1、外部接続ポート(シリアル/USB)などを装備する。電源は内蔵のリチウムポリマーバッテリーで、約10時間の利用が可能(別売の拡張バッテリー装着時は約20時間)。本体サイズは幅77.3×奥行き17.5×高さ130mm、重量は175g。スタイラスペン、クレードル、ACアダプター、USBケーブル、ソフトケース、CD-ROMが2枚付属する。

アプリケーションとして、(株)アルプス社の電子地図ソフト『モバイルアトラス for Fujitsu』や、ジョルダン(株)の経路探索ソフト『乗換案内 for WindowsCE』、(株)ボイジャーの電子ブックビューワー『T-TIME for PPC2002 Ver3.2』のほか、自己診断ソフト、米インシグニア・ソリューションズ社のJava実行環境『Jeode(ジオード)』も付属する。また、純正オプションとして、USBケーブル、シリアルケーブル、ワイヤレスLANカード、オーディオリモコン、クレードル、ACアダプターを8月2日から販売し、拡張バッテリーパックを8月下旬から販売する。価格はすべてオープン。

同社では、Pocket LOOXをインターネットを軸とした新モバイルデバイスに位置づけ、個人向けに販売するほか、企業向けに、位置情報システムと顧客情報システムを組み合わせたソリューションや、商談発生現場での受発注業務、意思決定支援などのソリューションを提供するとしている。

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