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日本ボルチモア、アクセス権限管理ソフト『SelectAccess v5.0』の販売を開始

2002年07月16日 17時12分更新

文● 編集部

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日本ボルチモアテクノロジーズ(株)は16日、ウェブサイトなどへのアクセス権限を管理するアクセス権限管理ソフトウェア『SelectAccess(セレクトアクセス) v5.0』の販売を同日付けで開始すると発表した。価格は1000ユーザー340万円からで、29日に出荷を開始する。

『SelectAccess v5.0』は、XMLベースのセキュリティー規格“SAML(Security Assertion Markup Language)”に対応したソフトウェアで、企業内外のポータル、ウェブサイト、アプリケーションなど複数のシステム間で、認証や認可情報を一元的に管理し、シングルサインオンを可能とする。対応LDAPディレクトリーサーバーに、米クリティカルパス社の『CP Directory』と米オラクル社の『Oracle Internet Directory』を追加し、合計8社のLDAPディレクトリーサーバーをサポートしている。LDAPディレクトリーを介したコンポーネント管理により、管理者は同ソフトウェアのコンポーネントを追加し、リアルタイムで管理機能を拡張できる。レポート機能も強化し、運用や監査ポリシーに従った報告手順の設定が可能となったほか、管理者はシステム運用の詳細を把握でき、レポートを共通ファイル形式に出力し統合できる。警告レベルから関連する警告の取り扱い指示を定め、セキュリティーポリシーに従った形で警告の登録受取人を指定できるアラーム機能も搭載する。年内には、ウェブサービス(Microsoft.Net/Sun One)やWindows 2000/XPセキュリティー(Kerberos/NTドメイン/Windowsログイン)への統合も予定しているという。

SAMLは、OASIS(Organization for the Advancement of Structured Information Standards)が標準化を進めているXMLベースのセキュリティー規格。企業間での認証や認証情報の共用により、ユーザーは迅速でシームレスなサービスの提供を受けることが可能になる。

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