エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(株)は10日、男女各5体の基本キャラクターと髪型/服装を組み合わせて自分の“分身(アバター)”を作成し、コミュニケーション機能とエージェント機能を利用できるサービス“パラプラ”を発表した。8月1日に提供を開始する。料金は、同社のインターネット総合サービス“OCN”のユーザーは当面無料、それ以外のユーザーは、契約当月は無料で、翌月以降は月額300円。支払いはクレジットカード、またはOCN料金と一緒に支払う“OCNペイオン”を利用できる。
3Dキャラクターメッセンジャーの画面 |
“パラプラ”は、アニメーションによる“笑う”“泣く”“キスする”などの感情表現を利用し、複数の“パラプラ”ユーザー同士で3Dチャット“パラプラチャット”やメッセージ(メール)交換“パラプラメール”が行なえるのが特徴で、エージェント機能としてアバターをインターフェースとしたウイルスチェックやメールチェックも行なえる。オプションサービスとして、異業種と共同で展開するサービス“パラプラコレクション”を利用できる。これは、“ハローキティ”、“とっとこハム太郎”(準備中)などの人気キャラクターや、服飾ブランド“クレイサス”の服を着たキャラクターなどを提供するもの。
3Dキャラクターのサンプル。組み合わせは約1万通り |
同社では、10代後半から20代の大学生、専門学校生、社会人などの若年層をサービスの対象としており、“コミュニテインメント”として発展させたいとしている。ちなみに“パラプラ”は、スペイン語の“palabrar(=おしゃべりする)”という動詞からイメージしたという。専用ソフトの対応OSは、Windows 98/Me/XP。