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ソニー、“バイオノートGR”の新製品を発売

2002年07月04日 14時57分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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ソニー(株)は4日、ノートパソコン“バイオノートGR”シリーズの新製品を発表した。バイオノートGRは、最新の高性能を追求したハイエンドフラグシップモデルである『PCG-GRX』シリーズと、高性能ながら薄型/軽量による携帯性を重視した『PCG-GR』シリーズで構成されており、今回発表されたのは、PCG-GRXシリーズの追加モデル『PCG-GRX51/BP』と、PCG-GRシリーズの追加モデル『PCG-GR3N/BP』の計2モデル。いずれも13日発売で、価格はオープンプライス。

PCG-GRXシリーズの低価格モデル『PCG-GRX51/BP』

GRX51
バイオノートGR『PCG-GRX51/BP』

『PCG-GRX51/BP』は、PCG-GRXシリーズの下位モデルで、既存モデルのようにTV録画/管理/再生統合ソフト『Giga Pocket LE』や3DCG作成ソフト『LightWave 3D express for VAIO』を搭載していない分、低価格となっている。

CPUに拡張版SpeedStepテクノロジー搭載モバイルPentium 4-M-1.60GHzを採用し、256MBのメモリー(DDR SDRAM)と40GBのHDD(Ultra ATA/100)を搭載する。チップセットはIntel 845MPチップセットで、グラフィックスアクセラレーターはATI MOBILITY RADEON 7500、ビデオメモリーは32MBとなっている。

16.1インチUXGA(1600×1200ドット/1677万色)対応TFTカラー液晶ディスプレーを搭載するほか、CD-RW/DVD-ROM一体型ドライブを備えており、書き込み/読み込み速度は、CD-R書き込み16倍速、CD-RW書き込み10倍速、CD-ROM読み込み24倍速、DVD-ROM読み込み8倍速となっている。

外部接続端子は、USB×3、i.LINK(S400)、ネットワークコネクター(100BASE-TX/10BASE-T)、ステレオヘッドホン出力、マイク入力、AV出力、プリンターポート、外部ディスプレー出力、モデム用モジュラージャック、ポートリプリケーターコネクター。

マジックゲート対応メモリースティックスロットを装備し、PCカードスロットはTypeIII×1またはTypeII×2(CardBus対応)。内蔵モデムは56kbps(V.90/K56flex対応)。ポインティングデバイスはインテリジェントタッチパッドとバックボタン付きセンタージョグ。

バッテリーはリチウムイオンバッテリーで、JEITAバッテリー動作時間測定法(Ver1.0)に基づくバッテリー駆動時間は、標準バッテリー1個搭載時で約2.5時間、バッテリー『PCGA-BP2NX』×2個搭載時で約5.5時間。本体サイズは幅355×奥行き292×高さ44.4mm、重量が3.8kg(バッテリー1個とCD-RW/DVD-ROM一体型ドライブ搭載時)。OSは、Windows XP Home Editionで、Office XP Personalをプレインストールする。

14インチ液晶ディスプレーを搭載した『PCG-GR3N/BP』

GR3N
バイオノートGR『PCG-GR3N/BP』

『PCG-GR3N/BP』は、14インチSXGA+対応TFTカラー液晶ディスプレー(1400×1050ドット/1677万色)を搭載したモデル。既存モデルは15インチディスプレーを搭載しているが、市場の要望に応えて今回14インチディスプレー搭載モデルを追加したという。

CPUに拡張版SpeedStepテクノロジー搭載モバイルインテルPentium III-M-1.13GHzを採用し、256MBのメモリー(SDRAM)と30GBのHDD(Ultra ATA/100)を搭載する。チップセットはIntel 830MPチップセット、グラフィックスアクセラレーターはATI MOBILITY RADEON-D、ビデオメモリーは16MB。CD-RW/DVD-ROM一体型ドライブを備えており、書き込み/読み込み速度は、CD-R書き込み16倍速、CD-RW書き込み10倍速、CD-ROM読み込み24倍速、DVD-ROM読み込み8倍速となっている。

外部接続端子は、USB×3、i.LINK(S400)、ネットワークコネクター(100BASE-TX/10BASE-T)、ステレオヘッドホン出力、マイク入力、AV出力、プリンターポート、外部ディスプレー出力、モデム用モジュラージャック、ポートリプリケーターコネクター。マジックゲート対応メモリースティックスロットを装備し、PCカードスロットはTypeIII×1またはTypeII×2(CardBus対応)。内蔵モデムは56kbps(V.90/K56flex対応)。ポインティングデバイスはインテリジェントタッチパッドとバックボタン付きセンタージョグ。

バッテリーはリチウムイオンバッテリー。バッテリー駆動時間は、標準バッテリー1個搭載時で約2.5時間、バッテリーPCGA-BP2E×2個搭載時で約6時間。本体サイズは幅312×奥行き261.2×高さ36.7mm、重量が2.9kg(バッテリー1個とCD-RW/DVD-ROM一体型ドライブ搭載時)。OSはWindows XP Home Editionで、Office XP Personalをプレインストールする。

2モデルとも13日発売で、価格はオープンプライス。編集部による予想小売価格は、PCG-GRX51/BPが30万円前後、PCG-GR3N/BPが22万円前後。

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