エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(株)とエヌ・ティ・ティ・ソフトウェア(株)は2日、(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモのiモード対応携帯電話機用とイントラネットを、Javaアプリケーション(iアプリ)を利用してセキュリティーを確保しながら接続するプラットフォームを共同開発したと発表した。これは、NTT Comの提供するプラットフォームサービス“モバイルコネクト”と、NTTソフトウェアが提供する通信ミドルウェア『BLUEGRID(ブルーグリッド)』を連携させたサービス。7月下旬に提供を開始する予定としている。
サービス提供のイメージ |
新サービスは、2001年6月からNTT Comが提供している“モバイルコネクト”の機能である、携帯電話のブラウザーからのアクセスを、モバイルコネクトのサーバーを経由して、指定したデータベースサーバーやメールサーバーに接続する“データベース連携機能”を拡張したもの。NTTソフトウェアの『BLUEGRID』の通信プログラムを携帯電話で動作させ、モバイルコネクトのサーバーを利用して認証を行ない、その後イントラネットに置かれた『BLUEGRID』のサーバーに接続するという手順をとる。
同社では、初年度の売上目標を5億円としている。