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卓上ゲーム『Catan』の美人インストラクター、カタンフラウが編集部を来訪!

2002年07月01日 20時19分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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6月28日、カプコンの卓上ゲーム『Catan』(カタン、原題は『The Settlers of Catan』)のプロモーションのために、カタンフラウの美人インストラクターお二人が編集部を訪ねてきた。Catanは、3月21日から一部店舗で先行発売中で、7月5日から全国発売が始まる、3~4人で遊べる卓上ゲーム。8月25日にはカプコンが全国大会を開催し、優勝者はCatanの発祥の地であるドイツ旅行に招待されるという。また、パソコン版とプレイステーション2版も現在開発が進められており、今冬の発売を予定している。卓上ゲーム版の価格は4980円。

カタン
パソコン以外はなかなか覚えの悪い編集者(自分も含めて)を相手に、熱心に指導してくださったカタンフラウのお二人。最初はおっかなびっくりプレイしていたが、次第にヒートアップしてくる

Catanのルールはごくシンプルで、簡単に覚えられる(対象年齢は10歳以上)。ヘックス(六角形)を4重に取り巻いた島を舞台に、2つの6面ダイスを使って3~4人のプレイヤーが“道”をひき、“家”を建て、家をアップグレードした“街”を作って開拓を進めていく。この家(1点)や街(2点)の総得点が最初に10点に達した人が勝ち、というもので、時間にして1ゲーム1時間程度で遊べる手軽な卓上ゲームだ。道や家、街を建てるには資源カード(5種類)が必要で、この資源カードの獲得(家に接するへックスから得られる)や取引がゲームのキモ。集めた資源カードを使ってチャンスカードを引くこともでき、これを使うとゲームが優位に運べる。
また、盗賊というルールがあり(ダイスの合計が7の場合に発動)、これが出ると(1)8枚以上資源カードを持っている場合(ダイスを振ったプレイヤーを含む)、半分を捨てなければならない、(2)好きなヘックスに盗賊を置き、隣接する家の持ち主が資源カードを得られないように妨害できる、(3)さらに誰か1人から資源カードを1枚もらえる、という一発大逆転の要素になっている。

カタン
『Catan』のボード。ダイス2つの合計と同じ数字のヘックスの周囲に立つ家の持ち主が、ヘックスの資源を得られる。道を2つ隔てていないと家が建てられない。この2つがカタンの基本ルール

さて、編集部にやってきたカタンフラウのお二人、林美和さんと田中夕子さんはカタンを普及させるためのインストラクターで、おもちゃショーなどのイベントでルール説明や手ほどきを行なっている。今回、週刊アスキー、MacPowerなどから7名が参加して、2チームに分かれてプレイしたが、ASCII24編集部が参加したグループでは惜しくもあと一歩のところでカタンフラウの田中さんに優勝をさらわれてしまった。初プレイだったため最初は皆ぎこちない素振りだったが、何度かダイスを振っているうちにルールを覚えると、資源カードの交換や、街へのアップグレード、貿易港(資源の交換が有利になる)の確保など、駆け引きが楽しくなってくる。たまには、キーボードやマウスをダイスとカードに持ち替えて、友達といっしょに卓上ゲームで頭の運動、なんてのもいいものだ。

カタン
資源カードはほかのプレイヤーに見せないように注意。自分のほしい資源や、次の一手(家や街を建てる、道を作る、チャンスカードをひく)がばれてしまうので
カタン
2つのダイスはフィルムケースのような入れ物に収納されているが、興奮してくるとフタが外れてダイスが飛び出すことも! 某編集者は、『この資源カード2枚でほしいカード1枚と交換して~』と無茶な取引を持ちかけ、カタンフラウお姉さんを困らせていた(基本は1対1、2対2の取引だが、どうしても必要なら2対1などの交換もあり……とはいえ)
カタンフラウカタンフラウの林美和さん。林がいつまでも美しく平和であるように、との願いを込めてつけられたお名前だそうです
カタンフラウカタンフラウの田中夕子さん。お二人はカタンフラウの第1期生(全5人構成)で、すでに第1.5期、2期と総勢30名ほどのカタンフラウがいるとのこと。ゲームイベントなどで見かけるかも!?

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