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i845Gマザー“アキバ第1弾”のLite-On製品がついに発売!?

2002年06月29日 00時00分更新

文● 小磯

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NR120
「NR120-N」

 MicroATXフォームファクタを採用するLite-On(Lite-On TC)製の“i845G”チップセット搭載マザーボード「NR120-N」が発売された。“NR120”型番だけで思い出せた人は記憶力に自信を持っていいだろう。これは、5カ月前の1月25日にナゾのチップセット搭載製品として突然展示の始まった“i845Gアキバ登場第1弾”の製品バージョンだ。当時のカタログでは“Q1'2002”の登場とされていたが、Q2末での販売開始となった。



シルク印刷
「NR120」というシルク印刷はまさにあのときのマザーボードだ
CMOS一発クリアボタン

 仕様は1月に展示されたものとほとんど同じで、違いはGMCHとICH4それぞれがES(Engineering Sample)品ではなくなった程度と言ってもいいほど。“CMOS一発クリアボタン”もそのまま残されている。今にして思えば、1月の時点でi845Gマザーボードはかなりの完成度にあったのだろう。



BIOS ROM

 拡張スロットはAGP×1、PCI×3、DIMM×2。今回新たに判明したユニークな仕様としては、AMI BIOSの搭載が挙げられる。BIOSの仕様が完全に判明しているi845E/G/GLマザーボードでAMI BIOSを搭載して発売されたのはNR120がはじめて。



販売中 PHY

 実売価格は1万3200円~1万3800円。コスト面の理由からRealtek製ネットワークコントローラを搭載する場合の多いi845Gマザーボードにあって、この値段ながらICH4内蔵コントローラとIntel製PHYでネットワーク接続をサポートするのはかなり魅力的と言えるだろう。Intel製CPU用マザーボードでもLite-Onはプライスリーダーとして君臨しそうだ。



まったく同一基板のi845GLマザーも同時発売
さらにECSからもi845GLマザー

NR120-LN

 なおLite-OnからはNR120-Nとまったく同一基板で“NR120”という型番のシルク印刷すら同じ“i845GL”マザーボード「NR120-LN」が登場。i845GLを搭載することでFSB 100MHz(Quad Pumped 400MHz)版CPUまでの対応になることと、AGPスロットがADDカード専用となっている以外はまったく同じと言っていい。実売価格は1万1200円~1万2480円。



サムライのきらめき

 さらに、ECSからも“i845GL”マザーボード“サムライのきらめき”こと「L4IBMGL2」が登場。Lite-On製と同じくこちらもコストパフォーマンス路線だ。拡張スロットはPCI×3、DIMM×3で、こちらはRealtek製のネットワークコントローラを搭載している。実売価格はNR120-Nといい勝負。


29日現在の価格情報
価格ショップ
Lite-On「NR120-N」
\13,200コムサテライト2号店
\13,300コムサテライト1号店
\13,800コムサテライト3号店
Lite-On「NR120-LN」
\11,200コムサテライト2号店
\12,480コムサテライト1号店
ECS「L4IBMGL2」
\11,500コムサテライト2号店
\11,800コムサテライト3号店
\12,800T-ZONE.PC DIY SHOP
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