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シャープ、小型/薄型の接触形ICカードリーダー/ライター『RK40PR003』を開発

2002年06月25日 18時31分更新

文● 編集部

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シャープ(株)は25日、データ転送速度が153.6kbpsの小型/薄型ICカードリーダー/ライター『RK40PR003』を開発し、企業や自治体向けにOEM供給を開始すると発表した。7月にサンプル出荷を開始し、8月に量産出荷を開始する。サンプル価格は6000円。

『RK40PR003』
『RK40PR003』

『RK40PR003』は、ICカードの標準化規格“ISO/IEC 7816規格”(T=1、T=0対応)に準拠したICカードリーダー/ライターで、独自開発の制御用LSIにより通信を153.6kbpsに高速化したのが特徴(一般のICカードリーダー/ライターでは9.6kbps)。パソコンとのインターフェースはUSB 1.1に対応する。カードクロックは4.9152MHz/3.5712MHz。電源はUSBコネクターから供給する。本体サイズは幅70.4×奥行き60.5×高さ14.1mm、重量は65g。対応OSは、Windows 98/Me/2000/XP。同社では、RK40PR003をベースにした組込み用モジュールの開発などにも取り組むとしている。

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