このページの本文へ

MediaGXこと“Geode”搭載のファンレス手のひらサイズシステムボードが登場、さあ何に使う?

2002年06月22日 23時56分更新

文● 水野

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
パッケージ ラベル

 CPU組み込み済み超小型システムボード、と言えばVIAの「EPIA-E533」「EPIA-C800」が記憶に新しい。しかし純粋なPC用としてのものに限らず、機器組み込み用のものにまで視野を広げると、長年にわたりさまざまな製品が販売され目に見えないところで活躍していたりする。
 そんな製品の1つ、台湾AXIOM TECHNOLOGY社の「SBC84510VEE」が店頭販売されている。



SBC84510VEE
ごらんの通り、手のひらサイズのコンパクトさ

 CPUはNational SemiconductorのGeode GX1-300MHz。National SemiconductorといえばCylix買収、その後のCPU部門のVIA売却で知られているが、旧Cylixの統合型CPU“Media GX”の部門だけはNational Semiconductorに残されており、“Geode”と名を変えて現在も健在だ(Crusoe以前のカシオ「Cassiopeia FIVA」が搭載していたことでご記憶の方も多いだろう)。



デュアルで搭載 CPU付近

 それを採用したSBC84510VEEは、低発熱で鳴らした元Media GXだけにファンレスでヒートシンクのみ。サイズは147×105(突起を含むと110)×24mm。以前登場したNexcomの「EBC363」がメインボード+CPU/North Bridge/メインメモリのドータボードという2層構造だったのに対しこちらは1層構造だ。このサイズの中にひととおりの機能を備えているが、Realtekのネットワークコントローラ“RT8139”をデュアルで搭載し、イーサネットポートを2つ持つあたりはいかにも組み込み用だ。またボード上のスペースを稼ぐため、ATAPI/FDDインターフェイスは小型のものになっており、専用のケーブルが付属している。



インターフェイス部 裏面 電源
インターフェイス部。USBも1ポート持つチップや抵抗で「ぎっしり」という印象の裏面。左はSO-DIMMスロット(最大128MB)、右下はなんとコンパクトフラッシュ(CF)スロットだ電源は4ピン12V。“PC内PC”も可能かも
ATAPIケーブル FDDケーブル
ATAPIケーブル。一番上がボード側コネクタで、中央が2.5インチHDDコネクタ、下が3.5インチHDDコネクタ。2.5インチHDDコネクタの後でケーブルが一部切れているのは、その部分で電源を供給できるようになっているためこちらも専用のFDDケーブル。FDDが使えるのはありがたいかも
発売中

 店頭販売を行っているのは若松通商PS/PLAZA。価格は4万9800円となっている。デスクトップPCとして使用するにはそれなりのスキルが必要になりそうだが、このコンパクトさは大きな魅力。アイデア次第でいろいろな使い方が考えられそうだ。



【関連記事】
【取材協力】

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ