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電子メール監視ソフト『GUARDIAN AUDIT Version 4.0』登場

2002年06月12日 17時56分更新

文● 編集部

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(株)住友金属システムソリューションズは、電子メール監視ソフト『GUARDIAN AUDIT Version 4.0』Solaris版を6月17日に発売すると発表した。

『GUARDIAN AUDIT Version 4.0』『GUARDIAN AUDIT Version 4.0』

『GUARDIAN AUDIT』は、メールをパケットモニタ方式で監視し、メールの内容から業務メールか私用メールかを分析するソフトウェア。メールの分析は、登録語彙数約10万語の日本語辞書を利用しており、私用メールで利用頻度の高い語彙を調べる。メール全文を保存し、ヘッダ情報などを表示することも可能で、機密情報などの漏洩を防ぐことも可能だ。

今回発表された『GUARDIAN AUDIT Version 4.0』は、新機能として

  • メール本文分析用の日本語辞書の調整が可能になった
  • メールヘッダだけでなく、エンベロープアドレス情報の参照が可能になった
  • モニタリングしたメールを業務メール/私用メールで色分け表示することが可能になった
  • モニタリング情報を外部記憶装置へバックアップ、リストアする機能が強化された
『GUARDIAN AUDIT Version 4.0』画面
『GUARDIAN AUDIT Version 4.0』の監視結果表示画面。利用目的別に色分け表示が可能になった。

Solaris版は、SPARC Solaris 2.6/Solaris 8に対応している。価格は、メール保存機能のないベーシックモデル、50ユーザー版が35万円から。

『GUARDIAN AUDIT Version 4.0』Linux版については、NECソフト(株)が販売する。NECソフト(株)によると、パッケージの出荷開始は夏頃の予定だという。動作環境、価格などの詳細は現在のところ未定。また、同製品を搭載したアプライアンスサーバの出荷も予定されており、そちらは第3四半期中に発売される予定だ。

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