(株)シマンテックは11日、企業の経営者やシステム管理者、セキュリティー管理者を対象にした、トータルセキュリティーを理解するためのトレーニングコースを開始すると発表した。これは製品やサービスなど、個々のセキュリティー対策ではなく、トータルなセキュリティー管理体制が必要とされるようになってきていることから、トータルセキュリティーの必要性とセキュリティーに関する知識を説明するもの。米シマンテック社が開発したトレーニングを日本向けに改良して提供するとしている。
コースは“セキュリティエッセンシャルコース”と“不正アクセス手法解説コース”の2種類。“セキュリティエッセンシャルコース”は、企業の経営者、システム管理者、セキュリティー管理者、販売店の営業職を対象としたセキュリティーの基礎コース。期間は2日間で、費用は9万8000円。同社の東京本社と西日本営業事業部において、7月16～17日と30～31日の2回開催する。申し込み方法などの情報はウェブに掲載する。
“不正アクセス手法解説コース”は、不正アクセスのしくみを実際にパソコンを使って実演することで理解を深め、その対策を具体的に学習するコース。基礎知識のある技術者が対象。期間は1日間で、費用は6万円。東京本社において、7月9日に開催する。申し込み方法などの情報はウェブに掲載する。
