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エイジア、eCRMシステム“WEB CAS”をASPサービスで提供

2002年06月07日 19時43分更新

文● 編集部

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(株)エイジアは7日、ウェブマーケティングを支援するeCRMシステム“WEB CAS”シリーズの『WEB CAS formulator(フォーミュレーター)』と『WEB CAS ASP e-mail(ウェブキャス イーメール エーエスピー バージョン)』を、(株)アイルのホスティングサービス“MSH”を利用し、“WEB CAS ASP”としてASPサービスを開始すると発表した。10日にサービスを開始し、初期費用が10万円で、月額料金は9万8000円。併せて、ユーザーのスケジュールに従ってバックアップを行なう機能とファイアーウォール、ウイルスチェックを追加したセキュリティーパッケージ“WEB CAS ASP フルパッケージ”を月額12万8000円で提供する。

“WEB CAS”アプリケーションは大企業や中規模の企業向けのアプリケーションとして販売しており、価格は250万円から500万円となっている。今回、中小企業でも利用できるようにASPサービスで提供することにしたもの。

“WEB CAS ASP”
“WEB CAS ASP”

“WEB CAS”シリーズは、Java(Java Servlet)とXMLを採用し、オブジェクト指向言語で作成したコンポーネントをベースにアプリケーションを組み上げる独自の“Composite Application System(CAS)”を採用することで、特定のプラットフォームに依存しないウェブアプリケーションを構築できるのが特徴。『WEB CAS formulator』は、アンケートの設計や資料請求などの顧客データベースと連携したウェブページや、FAQや商品情報、プレスリリースなど頻繁に更新が必要なウェブページを、HTMLやプログラミングの知識がなくても作成でき、一元管理するためのアプリケーション。『WEB CAS ASP e-mail』は、顧客ごとにパーソナライズした電子メールを一斉配信するためのアプリケーション。なお、同社のIDCは、1Gbpsの専用回線でプロバイダーと接続されており、24時間、365日の有人監視も行なうという。

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