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旭光学工業、400万画素デジタルカメラ『ペンタックス オプティオ430RS』など2機種を発売

2002年06月06日 13時44分更新

文● 編集部

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旭光学工業(株)は6日、光学3倍ズームレンズと413万画素CCDを搭載したコンパクトタイプのデジタルカメラ『ペンタックス オプティオ430RS』と、334万画素CCDを搭載した『ペンタックス オプティオ330RS』を6月下旬に発売すると発表した。価格はオプティオ430RSが9万円、オプティオ330RSが8万円。

『ペンタックス オプティオ430RS』
『ペンタックス オプティオ430RS』

『ペンタックス オプティオ430RS』は、2001年10月に発売した“毎日持ち歩くデジタルカメラ”のコンセプトを持つ“オプティオ”シリーズの最上位機種『ペンタックス オプティオ430』の後継となる製品。操作性や画質、バッテリー寿命を向上させたほか、デジタルカメラならではのユニークな機能として“3D撮影(立体写真撮影)機能”と“デジタルフィルター機能”を追加したのが特徴。“3D撮影機能”は、中央で左右に分割された立体視用の画像を撮影する機能で、3月に発表した『ペンタックス オプティオ230』が搭載したもの。立体写真にしたい被写体を2回に分け、撮影位置を移動して撮影することで、立体視用の画像を撮影する。“デジタルフィルター機能”は、レンズの前にカラーフィルターを装着した効果を得るための機能で、白黒/セピアのほか、赤/桃/黄/緑/青/紫のカラーフィルター効果を設定することができる。また、実物よりスリムに写す“スリムフィルタ”も搭載する。

CCDは、1/1.8インチの413万(有効400万)画素を搭載し、レンズは非球面レンズ2枚(計4面)を採用した6群7枚の光学3倍ズームで、焦点距離は7.6~22.8mm(35mm換算で37.5~112.5mm)。F値はF2.6~4.8。最短撮影距離は0.4mで、マクロモードでは0.14~0.5mの撮影が可能。デジタルズームは2倍。マニュアルフォーカスにも対応する。感度はオート/ISO100相当/200相当)。測光方式は分割/中央部重点/スポットで、露出補正は±2.0EV(1/3EVステップ)。露出モードは標準/夜景/マニュアル/動画/3D撮影/デジタルフィルタ。シャッター速度は約1/2000秒~約4秒となった。視度調整付きの実像式ズームファインダーを内蔵し、モニター用に1.6インチTFT液晶ディスプレーを搭載する。ヒストグラム表示も行なえる。

430RSの本体背面
オプティオ430RSの本体背面

記録画素数は、静止画が最大2304×1712(JPEG)、動画が320×240ドット毎秒15フレーム(AVI)で約30秒まで。動画の早送りも可能。記録媒体は、本体に内蔵した約11MBのメモリーと、コンパクトフラッシュ(TypeI)を利用する。画像の記録サイズと画質を変更してファイルサイズを小さくできる“リサイズ機能”も搭載している。電源は専用リチウムイオンバッテリー。最大充電時間は約2時間で、従来機種の2倍の約250枚の撮影が可能。外部インターフェースはUSBで、マスストレージクラスに対応。Exif PrintとPRINT Image Matching IIにも対応している。

本体外装にはステンレスを採用し、見る角度によって印象が変わるアクリルパーツを採り入れている。本体サイズは幅92×奥行き34.5×高さ59mm、重量は200g(電池/CFカード込みで235g)。専用バッテリー、バッテリー充電器、USBケーブル、ソフトウェアを収録したCD-ROM、立体視用のビューワー『3Dイメージビュワー』などが付属する。

防水ケース『O-WP1』
オプションの防水ケース『O-WP1』(正面)
オプティオ430RSに防水ケースを装着
オプティオ430RSに防水ケースを装着したところ(背面)

オプションとして、防水ケース『O-WP1』を同時に発売する。ポリカーボネート製で耐圧水深は40m。430RSのほか、330RS、430、330でも利用可能。価格は2万5000円。

『ペンタックス オプティオ330RS』
『ペンタックス オプティオ330RS』

『ペンタックス オプティオ330RS』は、430RSの撮像素子を334万(有効320万)画素にした機種。レンズは同じで、焦点距離は35mmフィルム換算で37~111mm相当。感度はオート/ISO125相当/250相当)。記録画素数は、静止画が最大2048×1536(JPEG/Exif 2.2)。そのほかの基本仕様は同等となっている。

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