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エプソンダイレクト、15インチ液晶一体型デスクトップ『Endeavor PT4000』を発売

2002年06月04日 18時51分更新

文● 編集部 田口敏之

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エプソンダイレクト(株)は4日、1024×768ドット(XGA)表示が可能なTFT液晶ディスプレー一体型のデスクトップパソコン『Endeavor PT4000』を発表した。価格は15万9000円から。併せて、A4サイズのオールインワンノートパソコン『EDiCube Note BN100』シリーズのモデルチェンジを行なうと発表した。価格は13万5800円から。受注センター(TEL.0120-545-101)とインターネット販売サイト“オンラインB.T.O”を通じて、同日付けで受注と出荷を開始する。

『Endeavor PT4000』

『Endeavor PT4000』
『Endeavor PT4000』

Endeavor PT4000は、Celeron-1.7GHzからPentium 4-2.4GHzまで6種類のCPUをB.T.O.で選択できる、15インチXGA液晶一体型デスクトップ。本体サイズは幅170×奥行き345×高さ357mmで、ケースのデザインは従来モデルの『Endeavor PT-2200』と同じものだが、Pentium 4を搭載するために放熱ファンのサイズが大きくなり、奥行きがわずかに長くなっている。本体上部背面に、本体を持ち運ぶための“キャリーハンドル”(取っ手)を装備する。回転・チルト機能付きで、可動範囲は左右270度まで、上向き15度まで。本体重量は約8.8kg。

液晶ディスプレーは、1024×768ドット(XGA)、ディザリング機能により約1677万色表示が可能。輝度は最大200cd/m2、コントラスト比は300対1、視野角は上下60度、左右70度、周波数は48.4kHzと、PT-2200と同等のものを採用している。内蔵ディスプレーはデジタル接続となっている。ディスプレー端子(D-Sub 15ピン)を備え、外部ディスプレーを接続できる。本体のディスプレーと同じ画面を表示するミラーモードのほか、マルチディスプレーとしても利用できる(マルチディスプレーはWindows XPのみ対応)。グラフィックスコントローラーはATI MOBILITY RADEON 7500を採用し、ビデオメモリーは32MB搭載している。

CPUはCeleron-1.7GHz、あるいはPentium 4-1.7/1.8/2A/2.2/2.4GHzから選択でき、メモリーは128~1024MB(PC2100対応)から、HDDは20/40/80GB(Ultra ATA/100)から選択できる。チップセットは、Intel 845チップセットを採用している。

光ディスクドライブは、24倍速CD-ROMドライブ、CD-R/RWドライブ、DVD-ROM&CD-R/RWコンボドライブの3種類から選択できる。読み込み/書き込み速度は、CD-R/RWドライブが、書き込み24倍速/書き換え10倍速/読み込み24倍速、コンボドライブが、書き込み・書き換え8倍速/読み込み24倍速/DVD-ROM読み込み8倍速となっている。CD-R/RWドライブは、書き込みエラーを防止する“JustLink”機能を搭載し、コンボドライブも書き込みエラー防止機能を搭載している。

標準で、10/100BASE-TX対応のネットワークカードを搭載する。外部インターフェースとしては、シリアル(D-Sub9ピン)×1、パラレル(D-Sub25ピン)×1、PS/2×2、USB×4(前面×2/背面×2)、PCカードスロット(Type II×2またはType III×1)、IrDAポートを備えるほか、本体側面にヘッドホン出力端子とマイク入力端子、ライン入力端子を備えている。また、本体前面にはステレオスピーカーを内蔵し、本体左面にはFDDを備えている。待機時の消費電力は6Wで、最大消費電力は228W。

OSは、Windows 2000/XP Home Edition/XP Professionalのいずれかを選択して、HDDにプレインストールする。

標準で付属するソフトウェアは、これまでEndeavorシリーズやEDiCubeシリーズに採用していた日本ネットワークアソシエイツ(株)のウイルス対策プログラム『McAfee VirusScan』に替わって、(株)シマンテックの『Norton AntiVirus 2002 OEM版』を採用している。また、記録型ドライブを選択した場合は、(株)ビー・エイチ・エーのライティングソフト『B's Recorder GOLD』と『B's CLiP』が付属する。

価格構成例は、Pentium 4-2.4GHz、128MBのメモリーと20GBのHDD、およびCD-R/RWドライブを選択した場合、22万円となる。

なお、同型機の16インチSXGA液晶一体型デスクトップ『Endeavor PT-3000』と15インチXGA液晶一体型デスクトップ『Endeavor PT-2200』も継続して販売する。

『EDiCube Note BN100』

A4オールインワンノートEDiCube Note BN100シリーズはモデルチェンジを行ない、ベースモデルが搭載する光ディスクドライブをグレードアップし、選択可能なCPUを変更した。これに伴い、モデル名も“CD-ROMモデル2”、“CDRWモデル2”、“コンボモデル2”にそれぞれ変更している。

『EDiCube Note BN100』
『EDiCube Note BN100』

CPUは、従来のモバイルAMD Athlon 4-1.2GHzとモバイルAMD Duron-1GHzから、“Thoroughbred”(※1)コアのモバイルAMD Athlon XP 1500+-1.3GHzと、モバイルAMD Duron-1.1GHzに変更した。

※1 Thoroughbred(サラブレッド) :0.18μmプロセスの“Palomino(パロミノ)”コアの、0.13μmプロセス版。

光ディスクドライブは、“CDRWモデル2”が搭載しているCD-R/RWドライブが、書き込み24倍速/書き換え10倍速/読み込み24倍速のものに変更された。また“コンボモデル2”に搭載しているDVD-ROM&CD-R/RWコンボドライブは、書き込み/書き換え8倍速/読み込み24倍速/DVD-ROM読み込み8倍速のものに変更された。CD-R/RWドライブは、書き込みエラー防止機能“JustLink”に対応し、コンボドライブも書き込みエラーを防止する機能を搭載している。なお、“CD-ROMモデル2”に搭載しているCD-ROMドライブは、従来通り読み込み24倍速となっている。

また、HDDにプレインストールするOSとして、Windows XP Home Edition/XP Professionalに加え、Windows 2000 Professionalが選択できるようになった(“CD-ROMモデル2”、“CDRWモデル2”のみ)。そして、これまで採用していたウイルス対策プログラム『McAfee VirusScan』に替わって、(株)シマンテックの『Norton AntiVirus 2002 OEM版』を採用した。

ベースモデルとして、“CD-ROMモデル2”と“CDRWモデル2”が128MB SDRAM(PC133対応)、“コンボモデル2”が256MB SDRAM(PC 133対応)を搭載する。このほか、30GB HDD(Ultra ATA/100)やFDD、10/100BASE-TX対応のLANポート、56kbpsのFAXモデム(V.90/K56flex対応)、などを搭載している。

価格構成例は、ベースモデルに“CDRWモデル2”を選択し、CPUにモバイルAMD Athlon XP 1500+-1.3GHz、OSにWindows XP Professionalを採用して、メモリーを128MB、HDDを30GBとした場合、15万5800円となる。

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