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これでMAX容量が可能に! アンバッファードDDR SDRAM 1GBモジュールが販売中

2002年05月24日 00時00分更新

文● 水野

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DDR 1GB

 実はひそかにこれを待っていた人も多いのかもしれない。PC2100(DDR266)DDR SDRAMの1GBモジュール(CL=2.5)が登場した。もちろんレジスタードタイプならすでに発売ずみ。そちらではなく“普通のDDR SDRAM”(アンバッファードタイプ)の、である。



2階建て Lei

 i845D、そして現在マザーボードの発売ラッシュが続いているi845E/G/GLといった845系DDR SDRAM対応チップセットの最大メモリ容量は2GB。ただし“4バンクまで”という制限がついているため、最大容量いっぱいまで積むには“片面で512MB”か“両面で1GB”というメモリが必要となる。これまでアンバッファードタイプではそれがなかったため、事実上512MBモジュール×2枚差しの1GBが限界となっていた。それがこの1GBモジュールの登場で、チップセットの限界までの搭載が可能になったというわけだ。



DDR 1GB

 その実態はというと、小さなPCBを介してメモリチップ1つ1つを2段重ねにし、512MBモジュールの倍の容量にしたというもの。大容量メモリをむりやり作る際に時たま見られる手法である。チップメーカーはLeiという聞きなれない名だが、ショップによれば実はInfinionのOEMとのことだ。
 価格はTSUKUMO eX.で5万2777円、FRESH FIELD ADACHIで5万9800円。512MBのざっと4倍というお値段である。

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