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アマチュアCGアニメーションの祭典“DoGAアニメーションコンテスト”入選作品上映会が開催

2002年05月09日 19時59分更新

文● 月刊アスキー 櫨田智男

コンテスト上映会の終了後には、特別上映会として、新海誠氏の『ほしのこえ』が上映された。新海氏は第12回の本コンテストにおいて『彼女と彼女の猫』でグランプリを受賞した映像作家だ。『ほしのこえ』は新海氏が約1年半をかけ、今年の1月に完成させた自主制作CGアニメーション作品で、4月にはマンガとアニメの総合情報サイト“マンガズー・ドット・コム”よりDVDビデオとして発売、また4月21日には北海道放送においてノーカット放映された。作品のテーマは、携帯メールをモチーフとした、宇宙と地上に分かれた少年と少女の超遠距離恋愛。

ほしのこえ2
巨大ロボット“トレーサー”を操縦するヒロインのミカコ。3D画像はLightwave3Dで制作し、人物は手描きの線画をスキャンしてPhotoshopで彩色、3D画像と合成している (C)Makoto Shinkai / CW
ほしのこえ3
遮断機は3DのCGによるもの。人物や背景、空に浮かぶ雲は2D画像。なお、新海氏がオープニングムービーを担当したminoriの美少女ゲーム『Wind - a breath of heart -』も必見! (C)Makoto Shinkai / CW

この作品は、脚本と映像を新海氏が1人で制作したこと、そして自主制作という枠に納まらない、商業作品と同等という作品としてのクオリティーの高さが、口コミとインターネットの掲示板を中心に話題となった。このDVDは、新海氏およびマンガズー・ドット・コムのホームページだけでの宣伝にも関わらず、発売から約1週間で1万本を出荷し、今も追加生産中だという。この事実が作品のクオリティーの高さを証明しているだろう。市販を前提として制作される商業アニメーション作品が5000本売ればヒットと呼ばれる状況の中、自主制作でこれだけの本数を売ったことは驚異的といえる。

DoGAのかまた代表は、DoGA独自の試算と断りつつも「国内における『ほしのこえ』の最終的な売り上げおよび興業収入は、合計で1億円に達するのでは」と述べた。

挨拶に立った新海氏は「ADSLなどの高速回線が普及したことでウェブサイトの予告編を観て貰えたこと、そして口コミで評判が広まったことなどの状況があったからこそ、これだけのヒットとなった」と、インターネットによる草の根的な広がり方が背景にあったとの認識を示した。

新海誠氏
新海誠氏

また、新海氏は自主制作のCGアニメーションを作ることの意義について「映像文化の多様性に貢献するという意味では、個人で作ったアニメーションは、それなりの役割を果たすのではないか」と語った。

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