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ソフトバンクと日本マクドナルド、マクドナルド店舗で無線インターネットサービスを提供

2002年05月07日 22時57分更新

文● 編集部 田口敏之

ビー・ビー・テクノロジー(株)、ヤフー(株)、ソフトバンク・コマース(株)のソフトバンク・グループ3社と日本マクドナルド(株)は7日、マクドナルドの店舗において、ブロードバンド・コミュニケーション事業を推進するための提携に合意したと発表した。4社は、マクドナルド店舗において、無線インターネット接続サービス“Yahoo! BBモバイル”と、IP電話サービス“BBフォン”を利用した公衆IP電話を提供する。サービス開始時期は未定だが、現在都内20の店舗において接続実験を行なっており、20日以降に、ユーザーによる実証実験を開始する予定。

ソフトバンク・グループ会長の孫正義氏と日本マクドナルド代表取締役社長兼COOの八木康行氏
ソフトバンク・グループ会長の孫正義氏と日本マクドナルド代表取締役社長兼COOの八木康行氏

Yahoo! BBモバイルは、2.4GHz帯を利用した最大11Mbpsの無線LAN通信規格“IEEE802.11b”(Wi-Fi)に準拠し、下り最大8Mbps/上り最大900kbpsの無線インターネット接続サービス。利用には専用ソフトを利用し、ユーザー認証や暗号化などによってセキュリティーを確保するとしているが、詳細は明らかにしていない。月額料金は1580円。25MBまでのメールボックス容量とホームページ容量、およびダイヤルアップ接続サービスが利用できる“フルアクセス”の月額料金は2280円。Yahoo! BBの会員の場合は、Yahoo! BBの月額料金に990円を加算した料金となる。無線LANカードのレンタル料金は、月額390円。会員登録は、ウェブサイト上とマクドナルドの店舗で行なえるようにするという。

Yahoo! BBモバイルの利用イメージ
Yahoo! BBモバイルの利用イメージ

BBフォンによるサービスは、公衆IP電話機を店舗に設置し、日本国内および米国へ、1律4分10円で電話をかけられるようにするもの。サービス開始から半年間は無料で提供するという。また、5月末に開幕するFIFAワールドカップ2002に合わせて、会場となる国内の10都市の周辺の店舗に、無料公衆IP電話を設置し、利用できるようにするとしている。

バックボーン回線は、基本的にADSL回線を用いるが、店舗によってはADSLの敷設が難しい場所もあるため、光ファイバーなども利用するという。ホットスポットとなる店舗では、ノートパソコンの電源用のコンセントや、無線LANカードを用意する予定もあるという。

役割分担は、BBテクノロジーがブロードバンドネットワークを、ヤフーがプロモーションサイトを提供し、日本マクドナルドはアクセスポイントを提供する。なお、保守サービスや技術的なサポートについてはソフトバンク・グループが担当する。

ソフトバンク・グループ会長の孫正義氏
孫氏「日本マクドナルドと提携できることは、我々にとって大きな一歩だ」

発表会において、ソフトバンク・グループ会長の孫正義氏は「日本マクドナルドと提携できることは、我々にとって大きな一歩だ」と述べ、「Yahoo! BBモバイルのアクセスポイントは、全国の学校・図書館・公民館と、マクドナルドなどの店舗を合わせて、最終的には数万ヵ所にしていきたい。町中どこへ行ってもモバイルの環境が手に入るようにしていきたいと志し、日本にこういう環境が広まると良いと思っている」と語った。

続けて「ワールドカップの開催時期に合わせて、会場付近のお店では早めにこのサービスを展開できると良いと思っている。そして、日本のブロードバンド環境を、世界中から来られるジャーナリストの方々や一般の方々に、アピールできるのではないかと思う」とした。

日本マクドナルド代表取締役社長兼COOの八木康行氏
八木氏「お客さまに利便性と付加価値を提供したい」

日本マクドナルド代表取締役社長兼COO(最高執行責任者)の八木康行氏は「マクドナルドの店舗は、現在国内に3867店舗ある。現在都内の20店舗で接続実験を行なっており、今月末にはユーザーの皆様にご利用いただける実証実験を開始する。そうして、全店舗は難しいが、ユーザーからニーズのある店舗で利用できる環境を整え、利便性と付加価値を提供したい」と語った。

質疑応答では、サービスの導入によってマクドナルドの客の滞在時間が延びると思われるが、ソフトバンクが何らかの報償を支払うような契約は成立しているのかという質問に対して、八木氏は「ブロードバンドはサービスの向上の一環として受け止めている。滞在時間が延びるということは、今は考えていない」と答え、孫氏は「客がマクドナルドを通じて契約した場合は、マクドナルドにはある程度の報償をお支払いしたいと考えているが、設置に関わる費用などに関しては、詳細な内容は控えさせていただきたい」と答えた。

また、ソフトバンクのホットスポットサービスの展開については、孫氏が「展開についてはいろいろな思いがあり、かなり前向きな話をもらっているところもあるが、追って1つ1つ発表していきたい。他社がホットスポットを設置している所に、私どもの基地局を置くことについては、干渉の問題もあるし、相手のあることなので、これから詰めていくことになると思う」と答えた。

さらに、セキュリティーについての質問に対して、孫氏は「ある意味いたちごっこのようなもので、どんなセキュリティー手法を使ってもきりがないが、ある程度のセキュリティーをかけるようにしていきたい。『乗り越えた人は犯罪ですよ』という明確な垣根を作っておけば、99%以上の客は、わざと悪さをするようなことはないと認識している。強固なセキュリティーを作ることは可能だが、面倒な手続きをしないと利用できないというのでは本末転倒。気軽に使えることが大切なのではないかと考えている」と述べた。

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