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世界のキーボードシリーズ、今度はハングルキーボードが登場

2002年04月20日 23時08分更新

文● 水野

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ハングルキーボード

 以前、世界5カ国語のキーボードを一斉に売り出したクレバリー2号店に、4月上旬という予定からは少し遅れてしまったものの、今度は韓国語(ハングル文字)キーボードが登場した。前回の5カ国語キーボードとは形状が異なっており、メーカーは不明だ。



ハングルキーボード
右ShiftキーとEnterキーは大型のもの

 キー数は106。しかしもちろん日本語配列とは異なっており、むしろ英語キーボードに近いものになっている。しかしスペースキーの左右に「変換」「無変換」と推測されるキーが存在するあたり、両者のあいの子といった印象だ。また韓国語キーボードには数種類の配列が存在するが、このキーボードはその中でもっとも一般的とされている、キーボードの左側に子音、右側に母音を割り振った「2ボル式」と見られる。



ハングルキーボード
左上の同じ記号が2つ重なった記号は「重子音」と呼ばれるもの。促音のようにShiftキーを押すことで入力できる

 そしてキートップには日本語キーボードと同じようにアルファベットのほかにハングル文字が並んでいるのだが、おのおののキートップに割り当てられているのは韓国語の母音と子音にあた記号。ハングル文字はこれらを2つ、または3つ組み合わせて1つの音を表現するため、記号を1つ1つ打ち込んでいけばそれで文章を打つことができるというわけだ。漢字への変換がいらないほかは日本語キーボードのローマ字入力とよく似た手順であり、ハングル文字を日本語に例えるなら、ローマ字表記で1音を表現するアルファベットを合体させ1文字を作る……という感覚かも?
 価格は5カ国語キーボードと同じ、2980円となっている。



無変換? 変換?
スペースキーの左右の謎のキー。「変換」「無変換」と思われるのだが
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