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日本ピボタル、CRMコンポーネントパッケージ製品を発売

2002年04月15日 15時02分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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日本ピボタル(株)は15日、CRM製品の最新版である『Pivotal eRelationship IntraHub』、『Pivotal eRelationship PatnerHub 2.0』、『Pivotal Lifecycle Engine Toolkit r3.0』をそれぞれ5月15日に発売すると発表した。

ピボタル社CTO
カナダのピボタル社CTOのKirk Herrington氏

『Pivotal eRelationship IntraHub』は、企業の商談/顧客管理やキャンペーン管理などを行なう社内向けシステムで、顧客管理用コンポーネント『Customer Management System r4.0』、Windowsベースのアクセスコンポーネント『Windows Access r3.0』、ウェブベースのアクセスコンポーネント『Active Access r3.0』、中間層ビジネスロジック『Lifecycle Server r3.0』、データ同期モジュール『SyncStream r2.0』で構成される。

Customer Management System r4.0は、カスタマーサービス&サポート機能が追加され、契約条件にしたがって段階的にサポートレベルを拡大する“自動サポートエスカレーション機能”や、サポート依頼メールをデータベースに自動保存する“インバウンド電子メール管理機能”などを搭載する。またWindows Access r3.0とActive Access r3.0は、ユーザーインターフェースを変更し、操作性を統一したという。

WA3画面
『Windows Access r3.0』の画面。従来はアイコンベースだったが、今回のバージョンからUIを変更、メニューベースとなった
AA3画面
『Active Access r3.0』の画面。こちらもUIを変更し、従来のセグメント形式からダブ形式画面となった

『Pivotal eRelationship PatnerHub 2.0』は、パートナー企業と顧客/営業情報を共有するためのウェブアプリケーション製品。XML/XSLに対応する。『Pivotal Lifecycle Engine Toolkit r3.0』は、Customer Management System r4.0のカスタマイズを行なえるツールキット。

対応OSは、サーバー環境がWindows 2000 Server/2000 Advanced Server/NT4.0 Server。クライアント環境がWindows 98/Me/2000/NT4.0。価格はオープンプライス。予想小売価格は『Windows Access r3.0』と『Active Access r3.0』のセットが20万円程度。

本日都内で行なわれた発表会で、カナダのピボタル社のCTOであるKirk Herrington(カーク・ヘリントン)氏は、「今回発表する製品は、企業が必要とするセールス、マーケティング、サービス、パートナーリレーションシップマネージメントといったな幅広い機能のニーズに応えるもので、インテリジェントインターネットアーキテクチャーの新しいスタンダードになるだろう。これにより信頼性、拡張性の高いCRMを展開できる」としている。

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