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サン、VPN機能を追加したSOHO向けサーバーアプライアンス『Cobalt Qube 3 Plus』の出荷を開始

2002年04月11日 15時57分更新

文● 編集部

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サン・マイクロシステムズ(株)は11日、小規模オフィス環境や家庭で仕事をする個人事業者向けのサーバーアプライアンスの新製品として、『Sun Cobalt Qube 3 Plus』の出荷を同日付けで開始すると発表した。価格は18万円から。VPN機能搭載モデルは23万5000円からとなる。

『Sun Cobalt Qube 3 Plus』
『Sun Cobalt Qube 3 Plus』

『Sun Cobalt Qube 3 Plus』は、2001年1月に出荷を開始した『Sun Cobalt Qube 3』の機能を強化・拡充した製品。メール/ウェブ/ファイルサーバーなど、LANやインターネットの利用で重要となるソフトウェアがインストールされている。設定にはブラウザーを使用し、数分でセットアップを完了できるという。

今回新たにPoint-to-Ponit VPN(IPSec)とリモートアクセスVPN(PPTP)を構築する機能を搭載し、ADSLなどを利用した拠点間の社内LAN構築を可能とした。Windows NTのプライマリードメインコントローラー相当の機能を提供することで、Windowsクライアントとの接続性も強化したという。プラウザーベースの管理画面では、日本語に加え、英語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、北京語、台湾語の合計7ヵ国語の同時利用をサポートした。

CPUにAMD K6-2-450MHzを採用、LCDパネルを搭載する。インターフェースは10/100BASE-TXポート×2、USBポート、シリアルポート、PCIスロット。OSはLinux 2.2 マルチタスクOS。サイズは幅19.1×奥行き19.4×高さ19.7cm、重量は3.9kg(プロフェッショナル・エディションは4.3kg)。標準で異種プラットフォーム間のファイル共有機能、ウェブパブリッシングと電子メールサービス、ソフトウェア(アップデート・新規)配布サービスを提供する。

価格は、64MBのメモリー、20.4GBのHDDを搭載した『Sun Cobalt Qube 3 Plus スタンダード・エディション』が18万円。256MBのメモリー、40GBのHDDを搭載、ウェブキャッシュ機能、VPN機能を提供する『同 ビジネス・エディション』が23万5000円。512MBのメモリー、40GBのHDD×2、Ultra Wide SCSIポートを搭載、ウェブキャッシュ機能、VPN機能、RAID 1ディスクミラーリング機能を提供する『同 プロフェッショナル・エディション』が32万9000円。

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