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日立、仮想テープライブラリー装置『VF100シリーズ』の販売を開始

2002年04月09日 20時13分更新

文● 編集部

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(株)日立製作所は9日、日立統合ストレージソリューション体系“Storeplaza”において、データバックアップ/リカバリーの速度と信頼性を向上させ、保守/運用の手間を省くことができる仮想テープライブラリー装置『VF100シリーズ』を追加し、関連サービスを拡充、同日付けで販売を開始すると発表した。出荷およびサービスの提供は6月に開始する。

ラックマウントモデル『VF100』ラックマウントモデル

『VF100シリーズ』は、テープドライブよりデータ転送やアクセスが速いディスクドライブを複数台並列に動作させるディスクアレイ装置(RAID 5)を利用して、DLTテープライブラリー装置をエミュレートした製品。米Alacritus Software(アラクリタスソフトウェア)社の仮想テープライブラリーソフト『Securitus I(セキュリタスワン)』を搭載することで、テープライブラリー装置対応の既存システム環境をほとんど変更せずに利用できるのが特徴。

ホストインターフェースは最大80MB/秒のUltra2/Wide SCSIまたは最大100MB/秒のFibre Channel。容量が560~1120GBのフロアモデルと、19インチラックに最大2840GBまで容量増設可能なラックマウントモデルを用意する。価格はエントリークラスのフロアモデルが629万円(640GB)から、ラックマウントモデルが608万円(640GB)からで、ミッドレンジクラスのフロアモデルが829万円(560GB)から、ラックマウントモデルが808万円(560GB)からとなる。

関連サービスとして、バックアップシステム構築のためのコンサルティングから設計・構築支援までを行なう“プロフェッショナルサービス”(個別見積り)や、新規導入と機器増設・移設・撤去を支援する“テクニカルサービス”(34万円から)を提供する。

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