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“挑戦者”迎撃に“あの人”が出撃!玄人志向「地獄の業火」販売イベント開催

2002年04月05日 21時19分更新

文● 水野

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特設会場

 先日お伝えしたとおり、フェイス店舗前特設スペースにて“挑戦者迎撃緊急イベント”と題し、玄人志向の外付けHDDケース「地獄の業火」の限定販売イベントが開催された。
 30日のイベントで限定販売され、2時間足らずで完売してしまったアイ・オー・データ機器新ブランド“挑戦者”第1弾「SOTO-3.5iU」。それに対抗し、内容的に真っ向から競合する製品を同じくイベントで販売してしまおうというものだ。



挑戦的なポップ

 場所は、“挑戦者”イベントが行われたI・OプラザAKIBAの丁度裏手に位置するフェイス本店前特設スペース。「アイ・オー・データ機器様の挑戦者を、市場に先に参入している立場として歓迎し、市場を盛り上げるべくイベントを行います」(玄人志向)というにこやかな前口上ではあったが、イベントスペースに掲示された張り紙には「我激求即時市場参入=上等」と大書され、さらにパッケージにもある対戦車ミサイルが戦車を殴っているイラストには「これでも食らえ!」とかぶせられているなどなんとも挑戦的な言葉が躍っている。



これでも食らえ 玄人志向の人が怪しい笑いを
「ばんばん製品出しちゃってくださいよ」というエールの意味もあってか、やたらと挑戦的な言葉が並ぶ掲示。吹っ飛ばされている戦車の番号? に注目
地獄の業火

 そのヘルファイア対戦車ミサイルならぬ「地獄の業火」、その実態はどこかで見たことがあるような形状の外付けHDDケース。前面下部には元モデルの名残と思われる容量の表示が残されており、しかもこれは写真にある“60GB”だけでなくほかの容量のものも混ざっているという。インターフェイスはUSB1.1またはUltra SCSIで、本体背面には双方のコネクタが並んでいる。また製品にはドライバディスクが付属しておらず、玄人志向のウェブサイトからダウンロードしてくる必要があるのは注意したい。
 価格は「SOTO-3.5iU」より2000円安の税込み5000円。生産数は100個、このイベントのみの限定販売で売り切れたらそれで終わり、以後生産されることはないとのことで、何から何まで“挑戦者”に対抗してやろうという意図がうかがえる。



地獄の業火 容量表示 背面
どこかで見たことのあるような本体。容量表示が元モデルのままだ
土曜は玄人志向の人と握手
髪を染めて若干イメージチェンジしたサングラスの人

 特設会場ではそのほかの製品の販売も行われており、現行Athlonシリーズ/Duron用オーバークロックセット「PK-OCK7/EV7」が500円、現行Athlonシリーズ/Duron用オーバークロックシール「PK-OCK74」が200円、旧Athlon/Duron用オーバークロックセット「PK-OCK74/EV6」が400円、IDE-USB変換ケーブル「114-GEN」が1,000円となっている。
 イベントは本日5日(金)から7日(日)までの3日間の予定で、6日(土)以降は11時からの開始。5日(金)に顔を見せた“玄人志向の人”は6日(土)も参戦の予定。
 なにやら抗争(?)が始まってしまった2つのブランド。これれからも目が離せなさそうだ。



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